...路のなき嶮山を五里もゆくは...
大町桂月 「十和田湖」
...如何なる嶮山でも...
大町桂月 「妙義山の五日」
...白骨への嶮山難路を...
中里介山 「大菩薩峠」
...実景に見るそれよりも遥かに嶮山絶壁をなしている上に...
中里介山 「大菩薩峠」
...南は嶮山重畳のモン・ブラン群(マシッフ)と...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...張飛をその大将とし、峡水(きょうすい)の水路と、嶮山の陸路との、二手になってすすんだ...
吉川英治 「三国志」
...嶮山(けんざん)密林...
吉川英治 「三国志」
...この秀吉(ひでよし)のまえにも多難な嶮山(けんざん)が累々(るいるい)とそびえている」「ましてやおさない伊那丸(いなまる)が...
吉川英治 「神州天馬侠」
...嶮山(けんざん)を負い...
吉川英治 「新書太閤記」
...熊野路一帶は海岸から急に聳え立つた嶮山のために大洋の氣を受けて常に雨が多いのださうだが...
若山牧水 「熊野奈智山」
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