...第十五章 島の男山はこのあたりでは嶮(けわ)しくて石だらけだったが...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...木の本柳ヶ瀬あたりよりみぞれまじりのあめさえふってまいりけんそ(嶮岨)な山路に人馬のいきもこおるばかりでござりまして...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...白骨への嶮山難路を...
中里介山 「大菩薩峠」
...どうしても中央山脈の嶮(けわ)しい山坂径(みち)を越えなければならない...
中村地平 「霧の蕃社」
...二千米以上の部分は嶮峻であり...
野上豊一郎 「エトナ」
...長江の嶮に拠って...
吉川英治 「三国志」
...この嶮峻(けんしゅん)さえ登ってこられまい」と...
吉川英治 「三国志」
...この馴れない暑さと土地の嶮(けわ)しさに...
吉川英治 「三国志」
...「君らは蜀の山川(さんせん)がいかなる嶮岨(けんそ)か知らないとみえる...
吉川英治 「三国志」
...百足虫腹(むかでばら)の嶮岨(けんそ)をつたい...
吉川英治 「神州天馬侠」
...この天嶮(てんけん)をかく短時間に落城させた原因の一つだが...
吉川英治 「新書太閤記」
...嶮岨(けんそ)の安全感から...
吉川英治 「新書太閤記」
...嶮(けわ)しい山や峠ばかりで...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...そこの天嶮を恃(たの)みにしていた...
吉川英治 「源頼朝」
...しかも自分等の立つた頂上からも最も手近に聳えた一つの峯は我等の立つてゐる山とは似もつかず削りなした樣な嶮しい岩山であつた...
若山牧水 「樹木とその葉」
...その宿はずれから右手を見下すと其処は思いがけぬ嶮しい崖となっていて丁度崖の下で二つの渓流が落ち合い...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...仰げば峰まで二三丁の嶮しい高さ...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...峻嶮な山越しにカシュガル...
和辻哲郎 「鎖国」
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