例文・使い方一覧でみる「嵬」の意味


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...あんな崔(さいかい)たる段鼻は日本人にもめったにない...   あんな崔嵬たる段鼻は日本人にもめったにないの読み方
芥川龍之介 「田端日記」

...踏臺(ふみだい)に然(くわいぜん)として腰(こし)を掛(か)けた……んぢや...   踏臺に嵬然として腰を掛けた……んぢやの読み方
泉鏡太郎 「麻を刈る」

...峯巒四面欝崔...   峯巒四面欝崔嵬の読み方
大町桂月 「阿武隈川水源の仙境」

...漢語には崔(さいかい)とか(さんがん)とか云って...   漢語には崔嵬とかとか云っての読み方
夏目漱石 「満韓ところどころ」

...それから彼は始めて見るやうにの横顏をぢいつと見つめた...   それから彼は始めて見るやうに嵬の横顏をぢいつと見つめたの読み方
堀辰雄 「顏」

...(そのときは、ちよいとセルロイドの縁の眼鏡をはづして、目が痛いやうにそこを指先で抑へてゐた...   (そのとき嵬は、ちよいとセルロイドの縁の眼鏡をはづして、目が痛いやうにそこを指先で抑へてゐたの読み方
堀辰雄 「顏」

...は書きものをしてゐるときの癖らしく...   嵬は書きものをしてゐるときの癖らしくの読み方
堀辰雄 「顏」

...またになつたりした...   また嵬になつたりしたの読み方
堀辰雄 「顏」

...はもうそんなのは厭になつてしまつたのだ……...   嵬はもうそんなのは厭になつてしまつたのだ……の読み方
堀辰雄 「顏」

...「しかしこんな役割ばかりおれにさせるなんての奴もずゐぶんひどいやあ...   「しかしこんな役割ばかりおれにさせるなんて嵬の奴もずゐぶんひどいやあの読み方
堀辰雄 「顏」

...この頃があまり姿を見せないのを不審に思つてゐると...   この頃嵬があまり姿を見せないのを不審に思つてゐるとの読み方
堀辰雄 「顏」

...その時は娘のためにどうにかしてを引張つて行つてやりたいやうな氣持であつたことは...   その時は娘のためにどうにかして嵬を引張つて行つてやりたいやうな氣持であつたことはの読み方
堀辰雄 「顏」

...それはだつた...   それは嵬だつたの読み方
堀辰雄 「顏」

...それは今夜ひよつとしたら何處かでが娘と出會つてそのまま娘を引張つて行つたのではあるまいかといふおよそ根も葉もない妄想だつたのだつた...   それは今夜ひよつとしたら何處かで嵬が娘と出會つてそのまま娘を引張つて行つたのではあるまいかといふおよそ根も葉もない妄想だつたのだつたの読み方
堀辰雄 「顏」

...酒場を出てからも路易はいつまでもに別れたがらなかつた...   酒場を出てからも路易はいつまでも嵬に別れたがらなかつたの読み方
堀辰雄 「顏」

...そしてをときどき娘のやうな目つきで見上げた...   そして嵬をときどき娘のやうな目つきで見上げたの読み方
堀辰雄 「顏」

...曲々繞崔...   曲々繞崔嵬の読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...帝(みかど)出奔(しゅっぽん)して馬(ばかい)に薨(こう)ず...   帝出奔して馬嵬に薨ずの読み方
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

「嵬」の読みかた

「嵬」の書き方・書き順

いろんなフォントで「嵬」


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