...「今日は嵐雪が降る予報です」...
...「あの山は嵐雪で危険だと聞きました」...
...「嵐雪のため、電車が遅れています」...
...「嵐雪の中をバイクで走るのは危険です」...
...「嵐雪の日には家でゆっくり過ごしたいです」...
...嵐雪(らんせつ)是を難ず...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...嵐雪(らんせつ)よ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...梅一輪/\ほどの暖かさ 嵐雪嵐雪という名前は初めて出てまいりましたが...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...八 季重なりは俳句において重大な問題ではありませんさてこの嵐雪の句における季題「梅」と「暖か」の季重なりはやはりそれほど重大ではありません...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...出替(でかわり)や幼ごころに物あはれ 嵐雪句意は下部(しもべ)なり下女なり...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
......
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...今更ここに其角(きかく)嵐雪(らんせつ)の句を列記して説明するにも及ばぬであろう...
永井荷風 「葛飾土産」
...心頭先(ま)づ浮び来る者はあら海や佐渡(さど)に横たふ天の川 芭蕉真夜中やふりかはりたる天の川嵐雪(らんせつ)更(ふ)け行くや水田(みずた)の上の天の川惟然(いぜん)などなるべし...
正岡子規 「俳諧大要」
...蒲団(ふとん)着(き)て寝たる姿や東山 嵐雪これは実景を知らぬ人はその味(あじわい)を解しがたし...
正岡子規 「俳諧大要」
...老武者と指やさゝれん玉霰 去来ものゝふの足で米とぐ霰かな 嵐雪嵐雪も其角に似ております...
正岡子規 「俳句上の京と江戸」
...秋風や白木の弓に弦(つる)はらん 去来つくり木の糸をゆるすや秋の風 嵐雪品格からいうと京の方が上品です...
正岡子規 「俳句上の京と江戸」
...嵐雪(らんせつ)もその人にあらざりき...
正岡子規 「俳人蕪村」
...嵐雪は人事を写さんとして端(はし)なく佶屈牙(きっくつごうが)に陥り...
正岡子規 「俳人蕪村」
......
正岡子規 「古池の句の弁」
...このほか元禄の句にて畑打とあるは畑打に替へて取つたる菜飯(なめし)かな嵐雪(らんせつ)ちら/\と畑打つ空や南風 好風などなり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...嵐雪、吏登、蓼太(りょうた)、完来、対山、梅年と云う順序だそうである...
森鴎外 「細木香以」
...露霜(つゆじも)窪(くぼ)くたまる馬の血嵐雪(らんせつ)坊主とも老(おい)とも言はず追立歩(おいたてぶ)芭蕉土の餅(もち)つく神事(しんじ)おそろし 同追立(おいた)て夫(ぶ)というのは...
柳田国男 「木綿以前の事」
...「私は大名の為に俳諧(はいかい)をよむのは御免だ」「――――」嵐雪もそう言われては致方がないので...
山本周五郎 「其角と山賊と殿様」
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