...「今日は嵐雪が降る予報です」...
...「あの山は嵐雪で危険だと聞きました」...
...「嵐雪のため、電車が遅れています」...
...「嵐雪の中をバイクで走るのは危険です」...
...「嵐雪の日には家でゆっくり過ごしたいです」...
...嵐雪(らんせつ)是を難ず...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...えた村の空も一つぞ凧(いかのぼり)去来葛飾や江戸を離れぬ凧 其角美しき凧あがりけり乞食小屋 一茶物の名の鮹や古郷のいかのぼり 宗因糸つける人と遊ぶや凧 嵐雪今の列子糸わく重し人形凧 尺草(大正七年一月『趣味之友』第二十五号)...
淡島寒月 「凧の話」
...大兄が同じく凡兆の句より悟入するも、將(は)た去來の句よりするも其角の句よりするも、嵐雪よりするも、許六よりするも其は御隨意なり...
高濱虚子 「俳諧師」
...梅一輪/\ほどの暖かさ 嵐雪嵐雪という名前は初めて出てまいりましたが...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...出替(でかわり)や幼ごころに物あはれ 嵐雪句意は下部(しもべ)なり下女なり...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...落ちついて読書、其角、嵐雪鑑賞...
種田山頭火 「其中日記」
...嵐雪の句はうまくて好きである...
種田山頭火 「其中日記」
...嵐雪のやうな伊達や洒落ツ気もない...
萩原朔太郎 「小説家の俳句」
...蒲団(ふとん)着(き)て寝たる姿や東山 嵐雪これは実景を知らぬ人はその味(あじわい)を解しがたし...
正岡子規 「俳諧大要」
...例へば水村山郭酒旗風(すいそんさんかくしゅきのかぜ)といふ杜牧(とぼく)の成句を取りてこれに秋季の景物を添へ沙魚(はぜ)釣(つる)や水村山郭酒旗風 嵐雪といふが如きこれにても俳句なり...
正岡子規 「俳諧大要」
...秋風や白木の弓に弦(つる)はらん 去来つくり木の糸をゆるすや秋の風 嵐雪品格からいうと京の方が上品です...
正岡子規 「俳句上の京と江戸」
...曰く(略)其角を尋ね嵐雪を訪い素堂を倡い鬼貫に伴う...
正岡子規 「俳人蕪村」
...曰く(略)其角(きかく)を尋ね嵐雪(らんせつ)を訪ひ素堂(そどう)を倡(いざな)ひ鬼貫(おにつら)に伴ふ...
正岡子規 「俳人蕪村」
...江戸の方は其角(きかく)嵐雪(らんせつ)の句でも白雄(しらお)一派の句でも仮令(たとい)いくらかの美しい処はあるにしても...
正岡子規 「病牀六尺」
......
正岡子規 「古池の句の弁」
...このほか元禄の句にて畑打とあるは畑打に替へて取つたる菜飯(なめし)かな嵐雪(らんせつ)ちら/\と畑打つ空や南風 好風などなり...
正岡子規 「墨汁一滴」
...嵐雪、吏登、蓼太(りょうた)、完来、対山、梅年と云う順序だそうである...
森鴎外 「細木香以」
...嵐雪(らんせつ)などの俳諧師(はいかいし)...
山本周五郎 「柳橋物語」
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