...崑崙外史(こんろんぐわいし)の題詞に...
芥川龍之介 「骨董羹」
...崑崙山嶺の紅焔(ぐえん)を圧倒するようになった...
魯迅 井上紅梅訳 「不周山」
...錫崙(セイラン)...
ポオル・クロオデル Paul Claudel 上田敏訳 「椰子の樹」
...最後の氷河期の氷河が崑崙(こんろん)の北麓(ほくろく)に押し出して来て今のコータンの近くに堆石(たいせき)の帯を作っている...
寺田寅彦 「ロプ・ノールその他」
...もう一度このへんの雪線が少しばかり低下して崑崙(こんろん)の氷河が発達すると...
寺田寅彦 「ロプ・ノールその他」
...崑崙山(こんろんさん)や...
中里介山 「大菩薩峠」
...いと寒し崑崙山に降る如し病めば我が在る那須野の雪も九年の正月那須で雪に降りこめられその中で俄に重態に陥つた時の作...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...これに似た話ラヤードの『波斯(ペルシア)スシヤナおよび巴比崙初探検記(バビロンしょたんけんき)』(一八八七年版)にクジスタンで馬が獅を怖るる事甚だしく獅近処に来れば眼これを見ざるにたちまち鼻鳴らして絆を切り逃げんとす...
南方熊楠 「十二支考」
...崑崙(こんろん)人の船が三河(みかわ)の海岸に漂着した時に...
柳田国男 「木綿以前の事」
...崑崙(コンロン)人が種を携えて漂着したと古記にはあるが...
柳田国男 「木綿以前の事」
...崑崙茶(こんろんちゃ)といって...
夢野久作 「狂人は笑う」
...崑崙茶がドンナお茶か見当が付けば...
夢野久作 「狂人は笑う」
...入れ代り立ち代り捧げ持って来る崑崙茶の霊効でもって...
夢野久作 「狂人は笑う」
...だんだんと崑崙山脈の高い高い地域に移動して行きます...
夢野久作 「狂人は笑う」
...むろん又と崑崙茶を飲みに行く資力なんか無いのですが...
夢野久作 「狂人は笑う」
...中には崑崙茶の味なんか知らないまま...
夢野久作 「狂人は笑う」
...平生愛乗致しておりまするあの御承知の白馬『崑崙(こんろん)号』と共に参加致したいとの希望……」あとの言葉は耳が潰れたかと思われる拍手の音で聞えなくなってしまった...
夢野久作 「暗黒公使」
...錫崙(セイロン)土人其他(そのた)種種(いろいろ)に分(わか)れて居る...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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