...諸の山と崗とは夷(たいら)げられ...
内村鑑三 「聖書の読方」
...花崗岩(みかげいし)を立てた大きな門の上には電燈が光っていた...
田中貢太郎 「黄燈」
...皆な湯崗子(ゆかうし)行きだと見えて...
田山録弥 「アカシヤの花」
...停車場近くの神社で花崗石(みかげいし)の石の鳥居が両方の柱とも見事に折れて...
寺田寅彦 「静岡地震被害見学記」
...彼女は花崗岩(かこうがん)のような冷ややかな心をもやわらげたであろう...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...八 花崗岩と大理石マリユスが初めてパリーを去って旅したのは...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...赤ちやけた花崗岩の細末が鮫の皮みたいにかたまつてるところへひからびた小松がかつかつにへばりついて...
中勘助 「銀の匙」
...花崗岩砂のきらめく河原は...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...一方の大きな花崗岩塊に頭をもたせ...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...花崗岩質(かこうがんしつ)らしい...
山本周五郎 「風流太平記」
...湯崗子草木も土もほの白しこの思出も哀れならまし温泉の東五里に当つて南満の名山「千山」があり...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...その窓のかさ張つた古びた花崗石の臺には...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...花崗石のでこぼこしたのを調へてゐた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...廣大な水面を瞰下してゐる孤立の十字架の根方で坐つてゐた‥‥かういふ花崗石の十字架は到る處...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...吉田の崗(おか)から白河へ落ちてゆくそこの流れも...
吉川英治 「親鸞」
...醜悪な巨石時代様式に則った暗い花崗岩の石組が...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
...それらは主に砂岩及び花崗岩ですが...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
...それを渡ると花崗岩の門が立つてゐる...
若山牧水 「村住居の秋」
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