例文・使い方一覧でみる「崋」の意味
スポンサーリンク...」崋山は或興奮に似た感情を隠すやうに... 
芥川龍之介 「戯作三昧」
...」崋山は、鬚（ひげ）の痕の青い顋（あご）を撫でながら、満足さうにかう云つた...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...」馬琴は崋山が自分の絵の事ばかり考へてゐるのを...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...馬琴はちょいと顔をかたくして、崋山を見た...
芥川龍之介 「戯作三昧」
...崋山などの名高い作物をも見たが...
薄田泣菫 「魚の憂鬱」
...渡辺崋山の作品がある...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...渡辺崋山あたりとも段違いさ...
中里介山 「大菩薩峠」
...崋山もお前、どこへ出したって士大夫の貫禄は確かなものだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...佐藤信淵の経国策はかねて貴下より伺ひ候渡辺崋山の無人島説どころのものにあらず...
中里介山 「大菩薩峠」
...崋山は泉石の蘭学の弟子であって...
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究後日譚」
...渡辺崋山にも横山華山にも似寄った落款（らっかん）がない...
夏目漱石 「永日小品」
...渡辺崋山（わたなべかざん）も...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...崋山（かざん）の『一掃百態』はその筆勢のたくましきことと...
正岡子規 「病牀六尺」
...ただし俳諧の方には北斎・崋山（かざん）・暁斎（ぎょうさい）・清親（きよちか）を経て...
柳田国男 「木綿以前の事」
...渡邊崋山は、癈馬圖として、痩馬を描き、それに詩を題してかういつてゐる...
吉川英治 「折々の記」
...よく崋山などがやつてゐたやうに...
吉川英治 「折々の記」
...その崋山と杏所とは...
吉川英治 「折々の記」
...あの謹厳な渡辺崋山に...
吉川英治 「くせ」
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