...乃木大将を崇拝する事を辞せざると同時に...
芥川龍之介 「佐藤春夫氏の事」
...家族雇人(やからうから)一同神のごとくに崇拝する...
泉鏡花 「伊勢之巻」
...人は偶像を崇拝するのみならずまた自己の事業をも崇拝するものなり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...茶道の要義は「不完全なもの」を崇拝するにある...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...酒の神バッカスを崇拝するのあまり...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...花を花だけのために崇拝する事は...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...すべて天才の事業を認めて心よりそれを崇拝するものは男よりも女に多いものだ...
薄田泣菫 「茶話」
...五人も十人も崇拝する人あったかて当り前やのんに...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...この英雄を崇拝するものの方がサラリーマンのファン達だというわけになっている...
戸坂潤 「社会時評」
...精神的偉大を崇拝する念と融(と)け合っていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...僕は日頃南洲翁を崇拝するものであるが...
新渡戸稲造 「「死」の問題に対して」
...三 崇拝する理由数箇条私がソクラテスを好み...
新渡戸稲造 「ソクラテス」
...古歌必ずしも崇拝するに足らず...
福沢諭吉 「新女大学」
...自己が崇拝する貫之よりも善き歌多く候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...其貫之や古今集を崇拝するは誠に気の知れぬことなどと申すものゝ実は斯く申す生も数年前迄は古今集崇拝の一人にて候ひしかば今日世人が古今集を崇拝する気味合は能く存申候...
正岡子規 「再び歌よみに与ふる書」
...幾億万の人間が賢愚共に崇拝する人は...
正宗白鳥 「論語とバイブル」
...これを崇拝する者乳を与うるのだと駁(ばく)し置いた(一九〇九年『ノーツ・エンド・キーリス』十輯十一巻...
南方熊楠 「十二支考」
...故に神社を崇拝するは耶蘇徒が十字架や祭壇を敬するに同じ...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
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