...スンダ海峽(かいきよう)にクラカトアといふ直徑(ちよつけい)二里程(にりほど)の小島(こじま)があつた...
今村明恒 「火山の話」
...(紀淡海峽)...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...臺灣海峽を通過して沖繩島に達し...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...私は妹とともに再び津輕(つがる)海峽を越えわたつて...
「處女作の思ひ出」
...峽(はざま)の上にあるので...
林芙美子 「大島行」
...山峽(やまかは)に消えてゆく白い道を...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...そして若しあの荒れ狂ふ海峽と...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...雪どけの峽の小徑を 行く行く照らしいだす わが手の燈火黄色なる火影のうちを 疲れて歩む あはれ わが脚の影重い靴 濡れた帽子 冷めたい耳 空腹 ――旅人と身をなして 思ふことさへ うつつない ああ このひととき...
三好達治 「旅人」
......
室生犀星 「星より來れる者」
...海峽から吹いて來る荒い風の中で強く育つたのであつた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...海峽が美しく見渡された...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...――或る者は峽江の中の避難所を求めて...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...或る峽江のなかで...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...そして遠くの方には英吉利海峽が...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...海峽が徐々に干あがりでもするやうであつた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...峽間(はざま)の風は極めて清々(すが/″\)しく吹き渡り...
若山牧水 「古い村」
...ひと夜寢てわが立ち出づる山かげのいで湯の村に雪降りにけり起き出でて見るあかつきの裏山の紅葉の山に雪降りにけり朝だちの足もと暗しせまりあふ峽間(はざま)の路にはだら雪積み上野と越後の國のさかひなる峰の高きに雪降りにけりはだらかに雪の見ゆるは檜(ひ)の森の黒木の山に降れる故にぞ檜の森の黒木の山にうすらかに降りぬる雪は寒げにし見ゆ昨日の通りに路を急いでやがてひろ/″\とした枯芒の原...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...ひとつ利根川のみなかみを尋ねて見ようとこの利根(とね)の峽谷に入り込んで來たことがあつた...
若山牧水 「みなかみ紀行」
便利!手書き漢字入力検索