...おれの島流しも同じ事じゃ...
芥川龍之介 「俊寛」
...先の島流しといいこんどの監視つきといい...
日本経済新聞社 「私の履歴書」
...丁度その時讀んでゐた『平家物語』の島流しの俊寛は...
石川三四郎 「浪」
...お前はどう思う? 島流しみてえに奴らを島に残して来るかね? それならイングランドのやり方だろう...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...まるで島流しみたいなものじゃないか...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...島流しの刑に処せられて...
豊島与志雄 「囚われ人」
...島流しにされながら...
直木三十五 「南国太平記」
...わしも定めし島流し...
永井荷風 「妾宅」
...わが子を島流しにして...
蜷川新 「天皇」
...人を害(あや)めて島流しにされたことのある人間ですから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それとも――」「それとも――」「彦太郎樣の娘のお筆さんといふことになりませう」島流しになつて死んだ彦太郎の娘のお筆が佐原屋の跡取りになるといふことは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...島流しの娘は矢張り島流しの娘らしく...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...今度は島流しくらゐでは濟まないと思つたので...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...こゝから、また船に乗つて、一晩かゝるなんて、島流しみたい...
林芙美子 「浮雲」
...……レユニオン島という印度洋の孤島に島流しになっている十一世維新王のことも知ってるし...
久生十蘭 「魔都」
...逃亡罪でオーストラリアへ島流しにした...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...島流しの境遇は今でいうエキゾチックであり...
柳田国男 「木綿以前の事」
...隠岐(おき)へ島流しとなる後醍醐天皇のみじめなくだりを次回から書かねばならない...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
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