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石川啄木 「一握の砂」
...嫁の道具積んで漕ぐ・島島人が乗り人が下り春らんまんやつと一人となり私が旅人らしく・波の上をゆきちがふ挨拶投げかはしつつ春の夜の寝言ながなが聞かされてゐる四月二十日曇――雨...
種田山頭火 「旅日記」
...ごつごつとぶよぶよと無限につづくものが湾口の島島につきあたる...
峠三吉 「原爆詩集」
...南洋群島島民のための初等学校を公学校というが...
中島敦 「南島譚」
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野口雨情 「螢の燈台」
...ああこの影を曳く景色のなかでわたしの靈魂はむずがゆい恐怖をつかむそれは港からきた船のやうに 遠く亡靈のゐる島島を渡つてきたそれは風でもない 雨でもないそのすべては愛欲のなやみにまつはる暗い恐れださうして蛇つかひの吹く鈍い音色にわたしのくづれてゆく影がさびしく泣いた...
萩原朔太郎 「青猫」
...商業商業は旗のやうなものである貿易の海をこえて遠く外國からくる船舶よあるいは綿や瑪瑙をのせ南洋 亞細亞の島島をめぐりあるく異國のまどろすよ...
萩原朔太郎 「蝶を夢む」
...ああこの影を曳く景色のなかでわたしの靈魂はむずがゆい恐怖をつかむそれは港からきた船のやうに 遠く亡靈のゐる島島を渡つてきた...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...入海を囲む岬と島島が一つより無き櫓の音を聞く能登の和倉温泉での作...
平野萬里 「晶子鑑賞」
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三好達治 「南窗集」
...周防佐波(さば)郡柚野(ゆの)村大字柚木(ゆのき)字ホド野羽後仙北郡淀川村大字下淀川字保戸ヶ野長門美禰(みね)郡大田村大字大田字程ヶ原越後中魚沼郡下船渡(しもふなと)村字程平陸中紫波(しわ)郡煙山(けむやま)村大字南矢福字下程島島は必ずしも海上ならずとも...
柳田國男 「地名の研究」
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山之口貘 「鮪に鰯」
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