...そこには比島人の子供が二十名ばかりいて...
石川欣一 「比島投降記」
...台湾から来た本島人の青年たちや...
豊島与志雄 「秦の憂愁」
...ポナペ人を除いた凡(すべ)てのカロリン群島人は――檳榔の実を石灰に和して常に噛み嗜(たしな)むので...
中島敦 「環礁」
...好物の千島人参を掘った穴などがいたる所に見られる...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...煤黒い比島人のほうだったのでしょう?」ヘンリ清水は...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...最も進歩した科学の力で島人は...
牧野信一 「くもり日つゞき」
...一八一七年板マーチンの『トンガ島人記』二巻一一九頁には...
南方熊楠 「十二支考」
...今日の南洋諸島人と斉しくこれらの解説が生じた頃寄ると触ると屎とかくぼとか言うて面白がりいた証拠になる...
南方熊楠 「十二支考」
...多くのサモア島人は...
南方熊楠 「詛言に就て」
...暁ごとに東の地平線を望んでいた島人等が...
柳田国男 「海上の道」
...そのまま島人の元祖とはなってしまわず...
柳田国男 「海上の道」
...ともかくも多くの島の島人は移動している...
柳田国男 「海上の道」
...いわば島人の記憶の残りであるが...
柳田国男 「海上の道」
...もっと有りふれた物をさえ島人は珠に貫いている...
柳田国男 「海上の道」
...氷島人等の群星に取り卷かれてゐた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...パンポルの殆どすべての氷島人(イスランデエ)等は...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...あつちぢや能く知つてゐるが、一つでも歸り出すと、他の奴等ももうぐづ/\しちやゐないて』五彼等はぼつ/\歸つて來た、氷島人等は、――二日日に二艘、その翌日四艘、そして次ぎの週には十二艘...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...瀬戸内の島人のサバ...
吉川英治 「随筆 新平家」
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