...十月一日に一山挙(こぞ)つて島々へ下りた...
高村光太郎 「智恵子抄」
...松本から島々(しましま)までの電車でも時々降るかと思うとまた霽(は)れたりしていた...
寺田寅彦 「雨の上高地」
...太平洋に散布してる島々を見入る時...
豊島与志雄 「神話と青春との復活」
...古譚詩は凡てH氏が島々の故老に尋ねて歩いて...
中島敦 「環礁」
...*(十月×日)宵あかり 宵の島々静かに眠る海の底には魚の群落ひそやかに語るひめごと魚のささやき魚のやきもち...
林芙美子 「新版 放浪記」
...島々は肥沃のように見えるけれども...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...港や島々が取り残された...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...虹の神の赤帯を求めて島々を尋ね...
南方熊楠 「十二支考」
...いつの日にかは北方の大きな島々にも渡りつくことができたものと見られる...
柳田国男 「海上の道」
...神と人の境目(さかいめ)が南の島々の信仰ではよほど特殊であり...
柳田国男 「海上の道」
...南の島々にも弘く行き渡っていた...
柳田国男 「海上の道」
...亜細亜(アジア)東南の島々の稲作種族の間にも...
柳田国男 「海上の道」
...鹿兒島縣と南の島々では又アマンとも謂つて居る...
柳田國男 「食料名彙」
...九州の島々には我々の知らぬものも色々ある...
柳田國男 「食料名彙」
...九州の島々に我々の知らぬものもいろいろある...
柳田國男 「食料名彙」
...これを大洋の島々と見て...
吉川英治 「上杉謙信」
...島々の信者は沸き立った...
和辻哲郎 「鎖国」
...この巡回は島々の信仰を新しく活気づけたが...
和辻哲郎 「鎖国」
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