...大峰(大和)小峰(下野)の間に位する中峰...
石川欣一 「山を思う」
...氷峰に決心のほどを告げた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...それから蓮花峰の下へ往った...
田中貢太郎 「賭博の負債」
......
種田山頭火 「草木塔」
...嶮岨(けんそ)な峰と峰とが襟(えり)を重ねたように重畳(ちょうじょう)している...
近松秋江 「狂乱」
...それはただあちこちの峰に藍色(あいいろ)の影を引いて通るばかりである...
寺田寅彦 「花物語」
...八つ峰嚴しき鬼怒沼山...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...厳そかな白峰赤石の暮色を...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...ずっと北に延びたカナダロッキーの高峰が...
中谷宇吉郎 「アラスカの氷河」
...「刃物が違う」「えッ」「剃刀には峰があるから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...とうとう小峰助右衛門の消息を掴(つか)みました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...峰右衞門を殺して...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...遙(はる)かな中央の山脈が峰々の曲線を青く浮きあがらせる...
本庄陸男 「石狩川」
...反射炉から峰の山かけて...
三好十郎 「斬られの仙太」
...寒風の峰を覆うように見えるのであるが...
柳田国男 「雪国の春」
...暮れ染ってゆく峰の雪を仰いで煙草を出した...
横光利一 「旅愁」
...「そうか」汗を払って、雲の峰を仰ぐ...
吉川英治 「上杉謙信」
...一乗寺山――と三十六峰の中腹を横に這って叡山の方へすすめば...
吉川英治 「宮本武蔵」
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