例文・使い方一覧でみる「岳樺」の意味
スポンサーリンク...雷鳥沢を右に天狗原へ、雪は風にクラストして砂丘状に波打つところ、岳樺去って白檜、栂の梢わずかに点々... 
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...岳樺や深山榛の団落が...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...周囲を取巻く岳樺の背から...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...岳樺のむら立つ崖岬も...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...山の端にしげる岳樺などが...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...岳樺などもいいが...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...すぐ横の岳樺の間から...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...岳樺などの群だちが見られ...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...北寄り、南よりと、崩壊や草地を選んで、南を巻くようにくだり、偃松や岳樺、ナナカマドなどのやぶに阻まれると、枝折（しお）り代りの切分けを作って、乗り越えてゆく...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...岳樺の傘をかざした...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...白檜や岳樺の疎林はあるが...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...そのさきで平らは尽き、細い尾根は急に高まって、白檜、岳樺、かえでの類が茂りあい、巨岩が立つ上で一高処に達する...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...それに深山榛か岳樺のようなものがまじっているらしい感触がある...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...岳樺（たけかば）の枝に氷雪がからみついて降誕祭（クリスマス）の塔菓子のようにもっさりともりあがり...
久生十蘭 「キャラコさん」
...岳樺（だけかんば）の芽ぶきはじめたみずみずしい枝をうっとりと見あげていた...
山本周五郎 「新潮記」
...亡くなった父の植えた岳樺（だけかんば）が五六本あるほかは...
山本周五郎 「つばくろ」
...岳樺は寒い土地の木で...
山本周五郎 「つばくろ」
...それから眼をあいて岳樺の枝を見あげ...
山本周五郎 「つばくろ」
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