...絶望の岬(みさき)と...
海野十三 「地底戦車の怪人」
...カムチャッカのデジネフ岬がどうしたというのだ...
海野十三 「流線間諜」
...竜飛岬まで行つたのであるが...
太宰治 「津軽」
...ようやく岬の突端へ立つことができました...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...むかうの岬(みさき)のはしにかくれるまで...
土田耕平 「さがしもの」
...岬の村がいっそうなつかしくなり...
壺井栄 「二十四の瞳」
...倹約な岬の村の子どもらは...
壺井栄 「二十四の瞳」
...室戸岬が日本何景かの一つになってから観光客が急に多くなり...
寺田寅彦 「初旅」
...青石峨々(がが)たる岬角(こうかく)が...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...ワキガの花粉を吹飛ばす突堤に乱れるパラソルの花園!輝きつゞく港街は晴天の祭日だ帝国銀行の高楼を積上げるつみあげる起重機の妖しい肘よ混血児人力車タバコ避電針アンテナ気象台煙鳥雲飛行機飛行機の両翼を凛乎と張る細い針金よ岬遠い避病院の塀ぎはに転つた哀しい空鑵あ...
仲村渠 「港に沈んだ鉄片の希望」
...岳樺のむら立つ崖岬も...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...その時ポプラの林を背景にした建物の姿はもう岬の蔭(かげ)に隱(かく)れてゐた...
「處女作の思ひ出」
...あの岬の先きまでも行つたことはないんだ...
牧野信一 「環魚洞風景」
...東北のつめたい曇り風が彼等の船をスザランドの岬にまっすぐに吹きつけた...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「剣のうた」
...この岬(みさき)の燈台守(とうだいもり)や...
セルマ・ラーゲルレーヴ Selma Lagerlof 矢崎源九郎訳 「ニールスのふしぎな旅」
...「この家からあの岩の岬まで真暗闇の中を歩いて来るのは決して困難じゃありませぬ...
夢野久作 「S岬西洋婦人絞殺事件」
...』彼女は荒涼たる岬の麓に...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...アゾレス諸島及び緑の岬諸島の西百レガの子午線を境として...
和辻哲郎 「鎖国」
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