...カムチャッカのデジネフ岬がどうしたというのだ...
海野十三 「流線間諜」
...遠い外国から喜望岬を迂廻して来た葡萄牙(ポルトガル)船は...
大隈重信 「東西両文明の調和を論じて帝国の将来に及ぶ」
...ホールボーリン岬と後檣(ミズンマスト)山とが私のすぐ近くにあった...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...北の岬をってそこから北浦まで南の方へ帆走するには...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...海ぞいに室戸岬へいそぐ...
種田山頭火 「四国遍路日記」
...まだ朝げの靄(もや)の消えきらぬ岬(みさき)のはなは...
壺井栄 「二十四の瞳」
...岬(みさき)組の女生徒たちはズガニの勇士を迎(むか)え...
壺井栄 「二十四の瞳」
...航海者がまだ岸へ近いところにいる間は、『あの丘や、岬や、塔などを標準にしろ』ということが出来るが、やがてそのうち、船が岸を遠ざかった時には、その指導者となり得るものは、またなるべきものは、ただ方向を示す天体と羅針盤あるのみである...
トルストイ 米川正夫訳 「クロイツェル・ソナタ」
...岬に打ちつける波は花崗岩の如き白い柱を立てる...
長塚節 「鉛筆日抄」
...造船所の岬(みさき)の陰には...
林芙美子 「田舎がえり」
...ベルナアルさんは、岬の端にいた...
久生十蘭 「葡萄蔓の束」
...その大きな岬の根とも思われるところに...
本庄陸男 「石狩川」
...通り矢ノ岬の方を眺めて...
牧野信一 「城ヶ島の春」
...黒い岬の背が蝙蝠の翼のやうにうねり...
牧野信一 「ゾイラス」
...三井楽(みいらく)という岬(みさき)の村が今もある...
柳田国男 「海上の道」
...前には認めなかつた岬が...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...彼は悠々岬を離れて...
吉川英治 「三国志」
...和田ノ岬(みさき)の南寄りのなぎさへ接岸して行った...
吉川英治 「私本太平記」
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