...自らいそいで岩根にくくりはじめた...
海野十三 「恐竜島」
...波がばさばさと洗う岩根をふみしめながら...
海野十三 「恐竜島」
...底つ岩根に宮柱ふとしきたち...
大町桂月 「鹿島詣」
...岩根けはしき谿間より...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...御用呼ばはりをされる覺えはないツ」起ち上つた岩根半藏...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...岩根半藏の家から出て來た...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...奉公人というものが居ないから」岩根半蔵はニヤニヤします...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...岩根半蔵ズイと外へ出ます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...福島と岩根は折合をつけた...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...藤助と岩根半蔵の白状で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...これはやはり下手人は外(ほか)にあるに違いないよ」「…………」「第一岩根半蔵が自分でやったのなら...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...岩根半蔵の家から槍を持出して...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...浪人の岩根源左衛門にも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...岩根踏み誰かは訪はん楢の葉の戦ぐは鹿の渡るなりけり 女院哀れに思召して...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...岩根(いわね)さくみてなづみ来し...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...その向うは紅葉で名だかい岩根山が...
山本周五郎 「契りきぬ」
...橋梁をかけ蔦葛(つたかずら)の岩根を攀(よ)じ...
吉川英治 「三国志」
...ドーン!御岳(みたけ)の岩根(いわね)をゆるがすような轟音(ごうおん)...
吉川英治 「神州天馬侠」
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