...磐城の南部より岩代の南部に通ずる路に當る...
大町桂月 「阿武隈川水源の仙境」
...昨年の小屋は岩代の地籍にあったが...
高頭仁兵衛 「平ヶ岳登攀記」
...同年九月には岩代の桑折(こおり)...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...文政四年十一月には、岩代の地震...
田中貢太郎 「日本天変地異記」
...渡島、陸奧、羽後、磐城、岩代、下總、常陸、武藏、信濃、就中(なかんづく)多く出でたるは陸奧龜ヶ岡なり...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...白河の関の外なる湖の秋の月夜となりにけるかな十一年の仲秋岩代に遊び猪苗代湖に泊して詠んだ歌の一つ...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...昔かの岩代(いわしろ)〔福島県の西部〕の安積(あさか)の沼のハナショウブを採(と)り来って...
牧野富太郎 「植物知識」
...自分は岩代(いわしろ)のものである...
森鴎外 「山椒大夫」
...岩代の信夫郡にゐた...
森鴎外 「歴史其儘と歴史離れ」
...越後東頸城(ひがしくびき)郡奴奈川(ぬながわ)村大字福島字阿寺陸前登米郡石越(いしこし)村大字石越字阿寺美濃恵那(えな)郡原田村大字漆原(うるしばら)字阿寺岩代耶麻(やま)郡旧半在家(はんざいけ)村にも支村阿寺沢がある...
柳田國男 「地名の研究」
...岩代河沼郡片門(かたかど)村の支村軽沢(かるいざわ)が...
柳田國男 「地名の研究」
...岩手県下閉伊(しもへい)郡小国村)更に岩代(いわしろ)二本松の町の近く塩沢村の機織御前の話などは...
柳田國男 「日本の伝説」
...そのなかでも変っているのは紀州の岩代(いわしろ)という村などでは...
柳田国男 「母の手毬歌」
...ドンガラ(ドンガメ) 岩代大江郡ドンゴイガラ 陸前柴田郡ドンゴロ 越後岩船郡ドンゴロ 同粟生(あわ)島トントンガラ信濃(しなの)下水内郡『静岡県方言辞典』に...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...その他スギナ 遠江竜川村シギナ 越後粟生島スイナ 陸中種市(たねいち)スギグサ 陸前田代島ツギグサ 岩代伊達郡ツギナ 新潟県一部などが皆杉菜の方言である...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...そうして「医療器械」と大きく「岩代屋(いわしろや)――電日二〇二〇三」と小さく明朝体で書いた白地の看板を見上げたまま暫くの間突っ立っていた...
夢野久作 「殺人迷路」
...又利根岳より尾瀬沼即ち岩代と上野の国境に出(い)でんにも亦十余日を要(えう)すべし...
渡邊千吉郎 「利根水源探検紀行」
...岩代上野の県道其沼辺を通(つう)じ...
渡邊千吉郎 「利根水源探検紀行」
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