...磯根に近き岩枕(いはまくら)汚れし眼(まなこ)...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...残るは岩山ばかりであった...
海野十三 「火星兵団」
...その岩壁はまん中あたりでちょっと段になっていたが...
海野十三 「恐竜島」
...彼は岩本の後(うしろ)から怖(こわ)ごわ入って...
田中貢太郎 「水魔」
...わたしがお岩さまを殺した下手人(げしゅにん)になりますから...
田中貢太郎 「南北の東海道四谷怪談」
...岩崎氏に従って春日山に上杉謙信の墓所を訪ねた...
戸坂潤 「『唯研ニュース』」
...その右手の奥には大きな岩石が据えられて...
豊島与志雄 「田原氏の犯罪」
...花崗岩(かこうがん)のごとき心であって...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...机の上に岩波文庫の『島津斉彬言行録(しまづなりあきらげんこうろく)』が載っている...
中谷宇吉郎 「I駅の一夜」
...鼻の先に通せん坊をしたのは恐ろしく岩乗(がんじょう)な木戸...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...尾根を伝っていきなり天狗岩の上へ出て...
久生十蘭 「キャラコさん」
...妙な音がするのでそのほうへふりかえって見ると、大きな岩側が、今まさに二人の上に倒れかかろうとしている...
久生十蘭 「キャラコさん」
...平野と二人で阪急の社長佐藤氏と岩倉氏のとこへ礼に行く...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...固くはないから――佐山 岩なんだ...
三好十郎 「胎内」
...越後東頸城(ひがしくびき)郡奴奈川(ぬながわ)村大字福島字阿寺陸前登米郡石越(いしこし)村大字石越字阿寺美濃恵那(えな)郡原田村大字漆原(うるしばら)字阿寺岩代耶麻(やま)郡旧半在家(はんざいけ)村にも支村阿寺沢がある...
柳田國男 「地名の研究」
...大鉈で断り払ったかと見えるテーブルに似た岩山が...
横光利一 「旅愁」
...「岩松は、新田一族なのか」「さればで」と、忠顕がいいたした...
吉川英治 「私本太平記」
...猿のように岩山の頂に見えた...
吉川英治 「新書太閤記」
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