例文・使い方一覧でみる「岡寺」の意味

...何でも了然が岡寺に居つた時分にナア... 何でも了然が岡寺に居つた時分にナアの読み方
高浜虚子「斑鳩物語」

...また岡寺の義淵（ぎえん）僧正坐像のような立ち入った写実的傾向の強い技法によるものがある... また岡寺の義淵僧正坐像のような立ち入った写実的傾向の強い技法によるものがあるの読み方
高村光太郎「本邦肖像彫刻技法の推移」

...峰岡寺（みねをかでら）の五輪の塔... 峰岡寺の五輪の塔の読み方
高山樗牛「瀧口入道」

...太秦の蜂岡寺の丑の刻の鐘が風雨の中にきこえる頃まで起きてゐたが...
田山花袋「道綱の母」

...東は桜井より初瀬にいたる街道、南は岡寺、高取、吉野等への道すじ、西は高田より竹の内、当麻（たいま）への街道、北は田原本（たわらもと）より奈良郡山（こおりやま）へ、四方十字の要路で、町の真中に札の辻がある... 東は桜井より初瀬にいたる街道、南は岡寺、高取、吉野等への道すじ、西は高田より竹の内、当麻への街道、北は田原本より奈良郡山へ、四方十字の要路で、町の真中に札の辻があるの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...早速引取りの親類が大和の岡寺から参りまして... 早速引取りの親類が大和の岡寺から参りましての読み方
中里介山「大菩薩峠」

...大和の岡寺の薬屋源太郎というのが... 大和の岡寺の薬屋源太郎というのがの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...大和の岡寺の薬屋源太郎という名前が妙に気になりましてな... 大和の岡寺の薬屋源太郎という名前が妙に気になりましてなの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...岡寺の薬屋源太郎と言ったのはこの取巻の聞誤りで... 岡寺の薬屋源太郎と言ったのはこの取巻の聞誤りでの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...岡寺から多武峰に通ずる白い街道のほとりに... 岡寺から多武峰に通ずる白い街道のほとりにの読み方
中谷宇吉郎「千年の時差」

...やっと月あかりのなかを岡寺の駅にたどりつきました……あすは朝はやく奈良を立って...
堀辰雄「大和路・信濃路」

...到岡寺... 到岡寺の読み方
森鴎外「伊沢蘭軒」

...」「廿九日（晦）発岡寺客舎... 」「廿九日発岡寺客舎の読み方
森鴎外「伊沢蘭軒」

...岡寺の観音は半跏（はんか）の膝に肱をついて... 岡寺の観音は半跏の膝に肱をついての読み方
和辻哲郎「古寺巡礼」

...岡寺――藤原京跡――三輪山... 岡寺――藤原京跡――三輪山の読み方
和辻哲郎「古寺巡礼」

...予定どおり久米寺や岡寺... 予定どおり久米寺や岡寺の読み方
和辻哲郎「古寺巡礼」

「岡寺」の読みかた