...)飲むにいそがしかつた山頭火も食ふにあせる彼になつた...
種田山頭火 「一草庵日記」
...・山頭火には其中庵がよい雑草の花・糸瓜伸びたいだけのぼつたりさがつたりして花つけた・風はうらから風鈴の音もつゝましく・仏前しづかに蝶々きてとまる・もどつてきたぞ赤蛙・ひえ/″\として夜明ける風鈴のなる・なにかつかみたい糸瓜の蔓で朝の風ふく・草のすゞしさは雀もきてあそぶ八月一日ねた...
種田山頭火 「行乞記」
...そして山頭火もよく寝ましたよ...
種田山頭火 「其中日記」
...ほんたうの山頭火ではないのだ!旧暦のお正月だといふのに...
種田山頭火 「其中日記」
...『この竹の子は竹にしたいと思ひます 山頭火』昨夜の酒は私にはよかつた...
種田山頭火 「其中日記」
...山頭火は酔うて朗らかだつた...
種田山頭火 「其中日記」
...山頭火も歩いたらどうです!庵の周囲は曼珠沙華の花ざかり...
種田山頭火 「其中日記」
...愚劣な山頭火を通り越して醜悪な山頭火だつた...
種田山頭火 「其中日記」
...附きすぎる句を附ける――夜ルも長くてまた涙する 山頭火同老相憐むとでもいはう...
種田山頭火 「其中日記」
...私の境涯は――山頭火即俳句だ...
種田山頭火 「其中日記」
...俳句即山頭火とはうぬぼれていないが(それほど省察を忘れてはゐない)...
種田山頭火 「其中日記」
...Y屋で飲む(久しぶりの山頭火的飲ツ振だつた)...
種田山頭火 「其中日記」
...田舎者には田舎者の句老人には老人の句山頭火には山頭火の句┌素質┐│年齢┼個性└環境┘┌創作的活動│ 量よりも質└批判...
種田山頭火 「其中日記」
...山頭火でありたい...
種田山頭火 「其中日記」
...そしてまた山頭火風景である...
種田山頭火 「草木塔」
...遠い旅路をたどりつつ 山頭火)柿の葉昭和十年十二月六日...
種田山頭火 「草木塔」
...其中庵にて 山頭火)鴉水のうまさを蛙鳴く寝床まで月を入れ寝るとする生えて墓揚の...
種田山頭火 「草木塔」
...そして虎になつた暮君を虎になりたがる山頭火が辛うじて引張つて帰つた...
種田山頭火 「旅日記」
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