...大浜の方は多少出る、少し歩いて、約束通り酒壺洞房を訪れる、アルコールなしで、短冊六十枚ばかり、半切十数枚書いた(後援会の仕事の一つである)、悪筆の達筆には主客共に驚いたことだつた、折々深雪女来訪、酒がまはれば舌もまはる、無遠慮なヨタはいつもの通り、夕方、酒君と共に農平居を襲ふ、飲んだり話したり、山頭火式、農平式、酒壺洞式、十時過ぎて宿に戻る、すぐ、ぐつすり寝た...
種田山頭火 「行乞記」
...――これは樹明君へ与へる山頭火報告書である...
種田山頭火 「其中日記」
...其中一人として炎天 山頭火七月十一日天気明朗...
種田山頭火 「其中日記」
...山頭火拝││ 天地人様 │└─────────────────────────┘二月四日明けてうらゝかだつたが...
種田山頭火 「其中日記」
...山頭火は其中庵でなければ落ちつけないのだ...
種田山頭火 「其中日記」
...女の裸体を見た(山頭火はスケベイだぞ)...
種田山頭火 「其中日記」
...ほんたうの山頭火にはなれない...
種田山頭火 「其中日記」
...山頭火には其中庵の外におちつくところなし...
種田山頭火 「其中日記」
...――山頭火はかうして生活する...
種田山頭火 「其中日記」
...私の句――ほんたうの句――水のやうな句――山頭火の句が作れるやうになつたらしい...
種田山頭火 「其中日記」
...山頭火的時代といへるだらう)□一つの存在――十二月廿六日曇――晴...
種田山頭火 「其中日記」
...しつかりしろ! 山頭火!足が痛い...
種田山頭火 「其中日記」
...私の境涯は――山頭火即俳句だ...
種田山頭火 「其中日記」
...今日、出かけるとき、だいぶ出かけてから、財布を忘れてゐたことに気付いて引き返した、私もちかごろ耄碌したらしい、だいぶぼんやりしてゐる、おい、山頭火、しつかりしろよ!真夜中に眼が覚めた、起きて何やかや片づける、酔うて帰つたと見えて、そこらがとり散らかしてある...
種田山頭火 「其中日記」
...南無アルコール菩薩様々!山頭火よ...
種田山頭火 「其中日記」
......
種田山頭火 「草木塔」
...――山頭火と酒と俳句とは三味一体らしい!“椿祭”(縁起笹)二月十六日曇...
種田山頭火 「松山日記」
...澄太君が“坐を定めたる山頭火”と説いたが...
種田山頭火 「松山日記」
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