例文・使い方一覧でみる「山谷」の意味
スポンサーリンク...わが家の近くには山谷があり、そこは昔からの自然が残されている... 
...彼女は山谷の中に白い家を建てて暮らしている...
...山谷を歩くのは気持ちが良く、空気が澄んでいる...
...山谷の中で出会った人と、忘れられない思い出ができた...
...山谷を探検していると、珍しい植物や動物に出会えることがある...
...此人山谷間（タニベ）に田を営（ツク）りければ...
高木敏雄 「比較神話学」
...山谷堀を渡ると、今戸で焼き物の小屋が煙を揚げている...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...言ヒ訖ツテ麗々タル遺韻山谷ニ伝ハリ...
谷崎潤一郎 「覚海上人天狗になる事」
...成るほど薬研（やげん）のような山谷から来た人の眼には高原と云った感じがするかも知れない...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...ある山谷の中で漢軍は一日の休養をとった...
中島敦 「李陵」
...向う河岸を山谷堀（さんやぼり）に通う猪牙（ちょき）の音の断続したのもしばし...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...何か相談があったのかも知れませんね」「そのお茂の隠れ家は？」「山谷（さんや）の駄菓子屋で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...山谷の寮に不思議な殺しがあつたんで」「あの邊のことなら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...親分」「今に判る」平次とガラッ八が山谷へ行った時は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...昔は寺の多い山谷でも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...要するに黄山谷の説は的を外れていて...
牧野富太郎 「植物記」
...そのとき山谷堀の方にあたつて大きな火の手があがつてゐたつけ...
正岡容 「下町歳事記」
...すきとおる山谷の淵の底に身を沈めた...
村山俊太郎 「石をしょわずに」
...すなわち山谷の入野（いりの）の口である...
柳田國男 「地名の研究」
...みな後ろの山谷に伏兵として潜めてある...
吉川英治 「三国志」
...梅渓（ばいけい）餓鬼草紙（がきぞうし）の中に住む一九（いっく）先生に会うの機縁山谷堀の船宿...
吉川英治 「田崎草雲とその子」
...斯くして永い間の山谷の旅を終り...
若山牧水 「樹木とその葉」
...山谷の事で、流の中に隱れてゐる石は二抱へ三抱への荒石ばかり、少年の頃の經驗からその岩の頭を拾つて足を運ばうとしてゐたのであつたが、洪水の名殘は思ひのほかに激しく、僅か七八歩も踏み出したと思ふと、忽ち私は途方に暮れた...
若山牧水 「樹木とその葉」
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