...大山荒(おおやまあ)れがはじまったが...
伊藤左千夫 「河口湖」
...いかなる山荒れが出現しないとも限らないが...
中里介山 「大菩薩峠」
...二 山荒しこうしたいきさつで...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...来るのも来るのも野蛮な山荒しばかりかと...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...木地屋の山荒しにさんざん閉口した苦い経験をもっているといいながら...
柳田国男 「故郷七十年」
...山荒るゝと謂ひけると也...
柳田国男 「山の人生」
...春の夜も、山荒れのあと二、三日は、冬のような月の冴(さ)え方をしていた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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