...山程の仕事が残っている...
...彼女は山程の化粧品を持っていた...
...山程の料理を持ってきてくれた...
...山程忙しくて、彼と遊びに行く時間がない...
...彼は山程にお金を使ってしまった...
...縦令(たとい)山程の仕事をし遂げようとも...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...竹や材木を山程積んだ駄馬にもちょいちょい出会うが...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...其内利助も朝草を山程刈って帰ってきた...
伊藤左千夫 「姪子」
...いいたいことは山程もあるが...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...まだ分らぬことが山程ある...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...たとえ山程あるも実地に功少し...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...小山程の大きな巌の根を一廻りして...
中島敦 「虎狩」
...自分の食料に熬つたのがあるといつて一升桝へ山程盛つて來た...
長塚節 「痍のあと」
...――證據は山程ある上に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「證據は山程ある...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...親の代からの借金は山程あるし...
野村胡堂 「礫心中」
...借金が山程あるんだから...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...日もないし、する事は山程、いゝ加減暑さも手伝つて、私は毎日針のむしろに坐つてゐるやうに、ぢれるばかりで落着けなかつた...
平山千代子 「転校」
...側(そば)に焼芋が山程盆に載っていたから...
二葉亭四迷 「平凡」
...帰るとイキナリウンコを山程した...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...山程積んであろうところから...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...世間知らずで有るべき年の子は山程積んで目を覚すとから眠るまで読んで居た非常に沢山のお話で...
宮本百合子 「お久美さんと其の周囲」
...已厭山程数日長...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
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