...先ず山砲の射撃は始った...
中村地平 「霧の蕃社」
...鶏冠山砲台を、土台ぐるみ、むくむくっとでんぐりがえす処の、爆破力を持ったダイナマイトの威力だから、大きくもあろうか?主として、冬は川が涸れる...
葉山嘉樹 「坑夫の子」
...蒙古かぜ大連を吹き海暗しかかる日人に別れんとする大石橋附近の娘娘廟の大祭旅順東鶏冠山砲台の廃墟に於ける一行(向つて左より西田君・伊藤君・晶子・寛)夜更けてホテルに帰り...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...東鶏冠山砲台の敗墟を案内せられた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...一発の山砲が轟いた...
吉川英治 「三国志」
...高田の旧山砲隊裏の田圃中に...
吉川英治 「随筆 新平家」
...その横の丘が山砲台...
吉川英治 「日本名婦伝」
...時には山砲・野砲・臼砲(きゅうほう)を焼(や)き爛(ただ)らして...
吉川英治 「日本名婦伝」
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