...山猿が鳴いているな...
...山猿が家の庭に入ってきた!...
...北アルプスには山猿が生息している...
...山猿には色々な種類があるんだって...
...山猿とカモシカが共存している自然が素晴らしい...
...他(かれ)が如き山猿に...
巌谷小波 「こがね丸」
...山猿のような例の老爺(おやじ)が先に立って私と後藤君とは山道に掛かりましたが...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...山猿のような人間には...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...田舍の山猿にちがひない...
太宰治 「お伽草紙」
...やい山猿人足、手前たちは世間を見たことがねえから、この米友がどのくらい槍が遣(つか)えるんだかその見当がつくめえ...
中里介山 「大菩薩峠」
...山猿連のようだが...
中里介山 「大菩薩峠」
...柱にしるしを留(とど)めてきたぞ!」「愚かな山猿(やまざる)よ!」と如来は笑った...
中島敦 「悟浄歎異」
...――あの山猿のような男が」「山猿とおっしゃってもまだ二十六で一人者だそうでございます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...山猿の子は矢張り山猿だ...
野村胡堂 「裸身の女仙」
...山猿と一緒に育ったことも...
野村胡堂 「裸身の女仙」
...話しがたきもなき山猿の中に這入(はい)りて...
樋口一葉 「花ごもり」
...おれは甲府から出てきたばかりの山猿(やまざる)で...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...丹沢山に昆虫採集に赴き山猿に出遇ふの記...
牧野信一 「貧しき日録」
......
槇本楠郎 「赤い旗」
...お仙 金太なんず、野辺山の人間になったら、まるで、へえ、山猿だ...
三好十郎 「樹氷」
...金太 俺が、山猿なら、姉ちゃんなず、芋虫だ...
三好十郎 「樹氷」
...山猿のような童(わっぱ)までが唄に謡(うた)って...
吉川英治 「新・水滸伝」
...――おやすみ」「だいじょうぶでしょうか」「山猿ではない...
吉川英治 「宮本武蔵」
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