...山猿が鳴いているな...
...山猿が家の庭に入ってきた!...
...北アルプスには山猿が生息している...
...山猿には色々な種類があるんだって...
...山猿とカモシカが共存している自然が素晴らしい...
...その黒衣といふ山猿さへ...
巌谷小波 「こがね丸」
...水(みづ)に影(うつ)る月(つき)を奪(うば)はんとする山猿(やまざる)よ...
三文字屋金平 「為文学者経」
...山猿がただ衣服(きもの)を着用したばかりでのう」と説明の委(くわ)しいのは既にこの土地に馴染の証拠...
江見水蔭 「備前天一坊」
...逢って見るとまるで山猿同然のような六十四...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...山猿のような人間には...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...やい山猿人足、手前たちは世間を見たことがねえから、この米友がどのくらい槍が遣(つか)えるんだかその見当がつくめえ...
中里介山 「大菩薩峠」
...山猿がどうしたとか...
中里介山 「大菩薩峠」
...山猿のような男の世話になっている時でした...
野村胡堂 「裸身の女仙」
...話しがたきもなき山猿の中に這入(はい)りて...
樋口一葉 「花ごもり」
...ちょうど今日(こんにち)の山猿(やまざる)のような生活(せいかつ)をしてゐたのです...
本多靜六 「森林と樹木と動物」
...神通力や妖術や豪気はおろか悲しみさへ忘れ得た心底からの山猿に変つてしまつたのである...
牧野信一 「闘戦勝仏」
...丹沢山で山猿に出遇ふの記等々のやうな柄でもない望みよりは...
牧野信一 「貧しき日録」
...金太 俺が、山猿なら、姉ちゃんなず、芋虫だ...
三好十郎 「樹氷」
...こねえな山ん中で山猿共の面ばつかり見てゐた手前の眼がでんぐり返らよ...
三好十郎 「妻恋行」
...「わたくし山猿の申し子なんでございますもの...
山本周五郎 「山彦乙女」
...次郎という山猿のような下僕(しもべ)の少年と...
吉川英治 「江戸三国志」
...山猿のような童(わっぱ)までが唄に謡(うた)って...
吉川英治 「新・水滸伝」
...毒薬と思いきや、ドロップを出されたんで、山猿め、すっかり毒気を抜かれやがった...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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