...山査子の実を集めてジャムを作った...
...山査子の葉っぱには薬効がある...
...秋の風に揺れる山査子の木が美しい...
...山査子酒は和食に合う...
...彼女は山査子カラーのリップを塗っている...
...柊(ひいらぎ)や蕁麻(いらぐさ)や山査子(さんざし)や野薔薇(のばら)や薊(あざみ)や気短かな茨(いばら)などと戦わなければならなかった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...山査子(さんざし)...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...山査子(さんざし)の株を縫うように進むのであったが...
ガールシン 二葉亭四迷訳 「四日間」
...これは即ち山査子(さんざし)の灌木...
ガールシン 二葉亭四迷訳 「四日間」
...例の山査子(さんざし)に例の空...
ガールシン 二葉亭四迷訳 「四日間」
...山査子(さんざし)がざわ立(だ)って...
ガールシン 二葉亭四迷訳 「四日間」
...黒々と見ゆる山査子(さんざし)の枝に縦横(たてよこ)に断截(たちき)られて血潮のように紅(くれない)に...
ガールシン 二葉亭四迷訳 「四日間」
...もしひょッと是が味方であったら? えい山査子奴(さんざしめ)がいけ邪魔な! 何だと云ってこう隙間なく垣のように生えくさった? 是に遮(さえぎ)られて何も見えぬ...
ガールシン 二葉亭四迷訳 「四日間」
...また一日を空(あだ)に過す……山査子(さんざし)の枝が揺れて...
ガールシン 二葉亭四迷訳 「四日間」
...隊の伍長のヤーコウレフが黒眼勝の柔(やさ)しい眼で山査子(さんざし)の間(あいだ)から熟(じっ)と此方(こちら)を覗いている光景(ようす)...
ガールシン 二葉亭四迷訳 「四日間」
...もうすつかり花の落ちつくした山査子(さんざし)の茂みを認めた...
堀辰雄 「續プルウスト雜記」
...鰻つかみて春団治 歩む高座に山査子(さんざし)のちる...
正岡容 「初代桂春団治研究」
...細い山査子(さんざし)の花が...
横光利一 「旅愁」
...山査子の花の咲いていたころ矢代は無我夢中にこの森の中を歩き...
横光利一 「旅愁」
...クリーム色に山査子の花を泛べた千鶴子の服が...
横光利一 「旅愁」
...支那の少年が砂糖煮の山査子(さんざし)を売るのに客を呼んでゐる...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...その席というのは山査子の木陰になっている平らな石で...
J. S. レ・ファニュ J.S.Le Fanu The Creative CAT 訳 「ドラムガニョールの白い猫」
...そばに生えていた白い山査子の木に飛び上がって...
J. S. レ・ファニュ J.S.Le Fanu The Creative CAT 訳 「ドラムガニョールの白い猫」
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