...山彦が響いているみたいだね...
...山彦って不思議だよね...
...山彦が響いても返事はしないでね...
...山彦に向かって叫ぶと楽しいよ...
...山彦の声がすると場所が分かるんだ...
......
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...さうすると即座に山彦のやうに返つて來るものは...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...伐木(ばつぼく)の丁々(たう/\)として山(やま)更(さら)になほも幽(いう)なる山彦を...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...木々の間を透(す)きてしうねく西日かな六月十三日 山彦句会...
高浜虚子 「六百句」
...たとへばあの山彦です...
竹久夢二 「秘密」
...しきりにうしろの者を呼ぶ声が薄暮に山彦した...
谷譲次 「踊る地平線」
...山彦栄子三味線にて歌舟子河東※邯鄲を語る...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...待っていたといわぬばかりに内山彦次郎が...
中里介山 「大菩薩峠」
...三重吉先生破戒以上の作ヲドン/\出シ玉へ 以上十月二十六日夏目金之助鈴木三重吉樣四六八明治三十九年十二月八日 午後(以下不明) 本郷區駒込千駄木町五十七番地より本郷區臺町福榮館鈴木三重吉へ拜啓別紙山彦評森田白楊より送り來り候御參考の爲め入御覽候ホトヽギスを書き始めんと思へど大趣向にて纒らず切ればカタワとなる...
夏目漱石 「鈴木三重吉宛書簡―明治三十九年」
...山彦ごっこをするのさ...
林芙美子 「お父さん」
...「お前のスタツキングを見守つてゐる山彦の精が……」とかと云ひかけて私は...
牧野信一 「祝福された星の歌」
...言葉といふものがどんなに悲しいものであるか! といふことを目のあたりの山彦のうちに見せられるかのやうなテレ臭さに襲はれて...
牧野信一 「ビルヂングと月」
...「おーい!」「おーい!」こいつは山彦かな?山彦ならば――...
牧野信一 「ラガド大学参観記」
...手をたたくと山彦(やまびこ)がしてうるさくてならない...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...それから西組与力見習(よりきみならひ)に内山彦次郎(うちやまひこじらう)と云ふものがある...
森鴎外 「大塩平八郎」
...山彦になって返って来る...
山本周五郎 「山彦乙女」
...高山彦九郎の位置にいたと思うということを忘れずに附けてから...
横光利一 「旅愁」
...谷間へ遠く山彦(やまびこ)する...
吉川英治 「神州天馬侠」
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