...山彦が響いているみたいだね...
...山彦って不思議だよね...
...山彦が響いても返事はしないでね...
...山彦に向かって叫ぶと楽しいよ...
...山彦の声がすると場所が分かるんだ...
......
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...親竹に若竹添へて三幹竹七月三日 『山彦』五周年記念句会...
高浜虚子 「五百五十句」
...その書物の題字を何と書いたらよいかということを社長の本山彦一(もとやまひこいち)氏に聞かれて...
高浜虚子 「俳句への道」
...かへらぬひと花をたづねてゆきしままかへらぬひとのこひしさに岡(をか)にのぼりて名(な)をよべど幾山河(いくやまかは)は白雲(しらくも)のかなしや山彦(こだま)かへりきぬ...
竹久夢二 「どんたく」
...少年「真似をするのは誰だい」山彦「真似をするのは誰だい」少女「兄さん...
竹久夢二 「春」
...たとへばあの山彦です...
竹久夢二 「秘密」
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種田山頭火 「其中日記」
......
野口雨情 「未刊童謡」
...風の吹く日は ゐません ネ山彦...
野口雨情 「未刊童謡」
...森にはゐません 留守です ヨ山彦...
野口雨情 「未刊童謡」
...山彦って知ってるかい? とても変なんだよ...
林芙美子 「お父さん」
...いくつもいくつも山彦をかえしながら気持よく響いてくる...
久生十蘭 「キャラコさん」
...「明朝午前十時東亜局長遠山彦太郎は霞ヶ関の東亜局を九十六号の自動車で出て...
平林初之輔 「鉄の規律」
...「何か変わったことがあるのかね?」いつのまにか彼の後ろへ来て立っていた東亜局長遠山彦太郎閣下が...
平林初之輔 「鉄の規律」
...あの眞夜半の囁聲や山彦(やまびこ)が前に消えてしまつたと同じに...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...「山彦の街」を、前編だけで、完了し忘れたのを遺憾に思つてゐます...
牧野信一 「昭和四年に発表せる創作・評論に就て」
...山彦の空の下を抜け出たことを...
牧野信一 「沼辺より」
...おのれの口真似(まね)をする穴山彦(あなやまびこ)...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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