...古巣の山寨(さんさい)にたどり着いた頃には...
太宰治 「新釈諸国噺」
...或いは山寨(さんさい)の用に住み荒されることは火を見るように明らかである...
中里介山 「大菩薩峠」
...胆吹の山寨(さんさい)で同じ釜の飯を食っていた宰領なのですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...今この粟粒のごとき山寨一つを...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...山寨(さんさい)へも帰るに帰られず...
吉川英治 「神州天馬侠」
...それこそ山寨(さんさい)七百人の手下の信望は地に墜(お)ちてしまう...
吉川英治 「新・水滸伝」
...しかし、「九紋龍さまのお使いで」と聞くや、彼らが先に立って、山寨へ案内した...
吉川英治 「新・水滸伝」
...一同は山寨(さんさい)の和を破らぬため...
吉川英治 「新・水滸伝」
...「ここからすぐ、山寨へ向けて、お帰りか」「いえ、あのせつ、県の与力(よりき)の雷横(らいおう)さんと朱同(しゅどう)さんにも、蔭ながらお助けをうけたので、ついでにそちらへもちょっと、お礼を言ってこいと申しつかって来ましたんで」「左様か...
吉川英治 「新・水滸伝」
...折ふし山寨(さんさい)の一窟(くつ)で...
吉川英治 「新・水滸伝」
...再び山寨(さんさい)へお戻りください」山兵二百人に擁(よう)されて...
吉川英治 「新・水滸伝」
...こんな山寨(さんさい)では防ぎきれまい...
吉川英治 「新・水滸伝」
...今では山寨(やま)にいらっしゃると」「いい者に出会った...
吉川英治 「新・水滸伝」
...この山寨にも兵三百...
吉川英治 「新・水滸伝」
...けれどなかなか山寨(やま)では良縁もなく...
吉川英治 「新・水滸伝」
...山寨の配備がえを協議した...
吉川英治 「新・水滸伝」
...この山寨で見かけることも稀れになった...
吉川英治 「人間山水図巻」
...そしてやがて山寨の方へ向って独り帰るさには...
吉川英治 「人間山水図巻」
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