...泣き泣き山寨に帰り...
太宰治 「新釈諸国噺」
...山つづきの裏手は酒呑童子(しゅてんどうじ)の山寨(さんさい)...
山本笑月 「明治世相百話」
...――ここはひとまず、山寨へ帰って、またの時節を待ったがよかろう」「至極な仰せ...
吉川英治 「三国志」
...山寨(さんさい)へ駈け登って行った...
吉川英治 「三国志」
...ここンところの山寨(さんさい)のさびれを見ちゃあ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...山寨(さんさい)へ届けさせた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...山寨にお住居(すまい)なので」「ところが...
吉川英治 「新・水滸伝」
...晁(ちょう)君を以て今日より山寨の首長に仰ぎたいと思います...
吉川英治 「新・水滸伝」
...でんと大きく山寨構(さんさいがま)えをしているそうです……...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ひとつの賊殿(ぞくでん)ともいえる山寨(さんさい)を築造し...
吉川英治 「新・水滸伝」
...また道を河にするには山寨(さんさい)の貯水池を切って落したものなのだ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...賊は“山寨(さんさい)の聚議場(しゅうぎば)”とそこを呼んでいる...
吉川英治 「新・水滸伝」
...先に山寨(やま)へ知らせようものなら...
吉川英治 「新・水滸伝」
...「山寨(やま)へ帰ったら...
吉川英治 「新・水滸伝」
...悪くすると山寨(やま)を破門になるかもしれねえ」「それほど性根(しょうね)には分っていながら...
吉川英治 「新・水滸伝」
...今では山寨(やま)にいらっしゃると」「いい者に出会った...
吉川英治 「新・水滸伝」
...なればこそ、ていねいに、こうお迎えにまいっておる」「はて、お迎えとは怪しからんはなしじゃが、いったい何処へ」「近くの、山寨(さんさい)まで」「えっ、山寨へだと...
吉川英治 「新・水滸伝」
...これが山寨(さんさい)に住む賊の頭目であろう...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索