...山原(やんばる)の神詛(おもり)に数首出ているのと照し合わせて...
伊波普猷 「土塊石片録」
...山原(やんばる)船は遥(はるか)にスマトラの東岸まで航行して葡萄牙(ポルトガル)の冒険家ピントを驚かしたのである...
伊波普猷 「琉球史の趨勢」
...斯く歩くにも困難なる強風なるに、この日、青山原頭、鳥人スミス氏は飛行機の宙返りを爲したりと聞く...
大町桂月 「千川の櫻」
...青山原宿あたりの見掛けばかり門構えの立派な貸家の二階で...
永井荷風 「妾宅」
...その白煙の下の浦上の丘を山原をこちらへ向けて猛烈な勢いで寄せてくる一つの浪があるのだ...
永井隆 「長崎の鐘」
...また山原の女が額から掛けた竹籠を脊に運ぶのを見た...
濱田耕作 「沖繩の旅」
...戦傷の鈴木俊夫が戸山原の衛戍病院にゐるとのことで寄ったが分らないらしく暇どるので又のことゝした...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...生駒のとこの山原老人が「笑の王国(うち)でも近頃此んなのはござんせん」と言った...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...夢のやうなことを語らひながら明るい戸山原などを歩き...
牧野信一 「浅原六朗抄」
...この草は丈高く大形で、夏に草原、山原、路傍、圃地の囲回り、山路の左右などに多く生えて茂り、その茎の梢に高く抽んでている大形の花穂そのものは密に白色の細花を綴って立っており、その姿は遠目にさえも著しく見えるものである...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...島袋(しまぶくろ)君の『山原(やんばる)の土俗』には報じている...
柳田国男 「海上の道」
...島袋源七君の『山原(やんばる)の土俗』に見え...
柳田国男 「海上の道」
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柳田国男 「海上の道」
...雀に山原(やんばる)の炭焼き谷に行けと教えられて...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
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山之口貘 「鮪に鰯」
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山之口貘 「鮪に鰯」
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