...この者は赤坂区青山南町に住する無職業鈴木正司という無頼漢にして...
井上円了 「おばけの正体」
...第一二二項 天狗の筆跡伊豆国天城山南...
井上円了 「おばけの正体」
...其(そ)のとき柵山南条(さくやまなんじょう)という二等兵がどうした事か敵前というのに...
海野十三 「爬虫館事件」
...青山南町六丁目、春日...
高浜虚子 「六百句」
...青山南町(みなみちょう)の方(かた)より共同墓地に入り来たりぬ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...二青山南町の久保本という中流の寄席だったが...
正岡容 「小説 圓朝」
...足下に連なる山また山南濃州に向て走る...
正岡子規 「くだもの」
......
正岡子規 「墨汁一滴」
...これは山南(さんな)と申処にて出来(いでく)...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...山南(さんな)に漁(すなどり)を観...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...徴發され強奪された金額は、酒井清兵衛の千四百兩を最とし、酒井長右衛門の七百兩、五木田利兵衛の二百七十兩、横瀬忠右衛門の二百兩等等、山南山北、凡そ名ある豪農富商にしていたぶられざるはなく、殊に酒井氏は邸宅まで灰にされて、また起つ能はず、今は家人のありかを知る者すら無い...
横瀬夜雨 「天狗塚」
...青山南町二丁目まで歩くときめた...
吉川英治 「折々の記」
...もっとつまびらかに語り給え」「その人の生地は瑯(ろうや)陽都(ようと)(山東省(さんとうしょう)・泰山南方)と聞き及んでおります...
吉川英治 「三国志」
...四山南天(やまなんてん)の実が赤い...
吉川英治 「親鸞」
...叡山南都の大衆――などというばあいは...
吉川英治 「随筆 新平家」
...明治四十四年(1911) 十九歳青山南町の伯父なる学習院教授斎藤恒太郎氏を頼りて...
吉川英治 「年譜」
...青山南町へ移っていた...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...ぼくは本所菊川町から青山南町まで歩いたものだ...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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