...この柄(がら)は山北(やまきた)の鶴子(つるこ)さんのだわ...
江戸川乱歩 「鬼」
...君の一家は山北家は勿論(もちろん)...
江戸川乱歩 「鬼」
...山北鶴子は君が信じている様に被害者ではなくて加害者なんだ...
江戸川乱歩 「鬼」
...惨殺された筈の山北鶴子だなどと誰が思うものか...
江戸川乱歩 「鬼」
...哀れを止むる馬士歌の箱根八里も山を貫き渓(たに)をかける汽車なれば関守(せきもり)の前に額(ひたい)地にすりつくる面倒もなければ煙草一服の間に山北につく...
寺田寅彦 「東上記」
...西山北山を顧望するも亦さほどに都市發展の侵害を被つてゐないやうに見えた...
永井荷風 「十年振」
...寝台(ベッド)の向う側にすがり付いた家庭教師の山北道子が...
野村胡堂 「葬送行進曲」
...家庭教師の山北道子と隆少年は...
野村胡堂 「葬送行進曲」
...当然家庭教師の山北道子に用事が無くなって了(しま)います...
野村胡堂 「葬送行進曲」
...可怪(おか)しいねえ――山北さんは何(ど)うしたんだ」「お二階でピアノを弾いて在(いら)っしゃいます」女中頭は...
野村胡堂 「葬送行進曲」
...あれが山北さんか?」讃之助は全く驚いてしまいました...
野村胡堂 「葬送行進曲」
...山北道子としてではなく...
野村胡堂 「葬送行進曲」
...死んだ隆少年の家庭教師として迎えた山北道子その人でしかあり得ないのです...
野村胡堂 「葬送行進曲」
...山北駅まで杖をついて乗り出すより他はないのだ...
牧野信一 「剥製」
...お前達もつれてヲダハラをたつとしようかな――トンネルが随分沢山あるぜえ! 熱海の道よりは少し陰気だけれど……山北に行くと機関車を後先きにくつつけたと思つた...
牧野信一 「冬の風鈴」
...富士山北麓(ほくろく)の『甲斐(かい)妙法寺記』...
柳田国男 「海上の道」
...徴發され強奪された金額は、酒井清兵衛の千四百兩を最とし、酒井長右衛門の七百兩、五木田利兵衛の二百七十兩、横瀬忠右衛門の二百兩等等、山南山北、凡そ名ある豪農富商にしていたぶられざるはなく、殊に酒井氏は邸宅まで灰にされて、また起つ能はず、今は家人のありかを知る者すら無い...
横瀬夜雨 「天狗塚」
...美濃の泰山北斗(たいざんほくと)といわれた城は落ちた...
吉川英治 「新書太閤記」
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