...「我々が山に登る理由」の一つに...
石川欣一 「可愛い山」
...もうすこし足ばきたえなっせ」「だから明日は山に登るんだ」「ちゅうばってん...
梅崎春生 「幻化」
...山に登るのも大賛成である...
大隈重信 「運動」
...時計を見るともう十一時過ぎ、だんだん腹も減ってきたし、周囲には人家もないし、もう廻れ右をしようかと、親父のほうが意気地なく、「一郎もう湯本に帰ろうか」子供は紅い頬っぺたを振りたてて、「ううん、お山に登るの...
田中英光 「箱根の山」
...お山に登るんだと言い張って...
田中英光 「箱根の山」
...帰途愛宕山に登る...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...この山に登る人は...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...利尻山に登る本道であるとのことである...
牧野富太郎 「利尻山とその植物」
...池田はこの山に登ると...
宮嶋資夫 「恨なき殺人」
...魚は木を越え山に登ると...
室生犀星 「蜜のあわれ」
...十太夫に剃髮(ていはつ)して高野山に登ることを勸めた...
森鴎外 「栗山大膳」
...富士の行者(ぎょうじゃ)は山に登る時に特に歩みをつつしんで石などを踏み落さぬようにしていたそうですし...
柳田國男 「日本の伝説」
...五〇卯月(うづき)八日四月八日山に登る風習...
柳田国男 「年中行事覚書」
...記念館を観たあとで白玉山に登る者は...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...榛名山に登る時、ずつとうち續いた小松の山の大きな傾斜に松のしんがほのぼのと匂ひ立つてゐるなかに聞いた郭公なども忘られ難い...
若山牧水 「樹木とその葉」
...古い寺の裏を通りすぎて登りかゝる道はこの海拔六百六十尺の小山に登る四つ五つの道のうち...
若山牧水 「樹木とその葉」
...斯(こ)んな風では恐らく二度とこの山に登る気にもなれまい...
若山牧水 「青年僧と叡山の老爺」
...お前さんはどうしてもあの山に登るのはいやかね...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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