...野根山(のねやま)に屯集した清岡道之助一派の義挙に加わろうとしたが...
田中貢太郎 「掠奪した短刀」
...屯所へ引渡したのなら別だけれど...
野村胡堂 「芳年写生帖」
...屯(たむろ)していた...
火野葦平 「花と龍」
...より速やかに第二の屯所に行き着くかといふ比較をすれば...
牧野信一 「新興芸術派に就いての雑談」
...残る部隊は要所要所に屯ろして...
牧野信一 「船の中の鼠」
...屯所ですね? (右手へ行きかける)隊一 そうだ...
三好十郎 「斬られの仙太」
...これが第一屯所だ!言われて初めて男二人は前を見て...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...晋帥骨相之屯もおもふべし...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...十四日柳樹屯(りうじゆとん)にて上陸せさせ給ふ...
森鴎外 「能久親王年譜」
...そこに駐屯もせず戦争もしなかった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...又筑波山集屯の黨に加はりし者は...
横瀬夜雨 「天狗塚」
...短い時間に満鉄の奉天事務所の人人の意見を湊合して「鄭家屯から通遼へ行くことを断念し...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...陸口(りっこう)(漢口上流)附近に屯(たむろ)し...
吉川英治 「三国志」
...奥羽の一ゑん宮かた武士どもの動揺わけて陸奥(むつ)の屯軍(とんぐん)鎮守府将軍(顕家(あきいへ))ほか...
吉川英治 「私本太平記」
...山手警察屯所の出張室へ知らせるように」と...
吉川英治 「旗岡巡査」
...「つまらない奴を付けてよこしたものだ」と田辺は結城(ゆうき)警察屯所(とんしょ)の人選を恨んだ...
吉川英治 「旗岡巡査」
...谷川橋に屯(たむろ)していたので...
吉川英治 「宮本武蔵」
...米一石=三疋=綿三十屯=布六端である...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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