...三百屯(トン)級の小さな汽船で...
梅崎春生 「腹のへった話」
...南口付近はマニラから逃げて来た海軍部隊が駐屯(ちゅうとん)していた...
梅崎春生 「日の果て」
...新撰組の屯所(とんしょ)へ入る盗賊があると思うのも...
中里介山 「大菩薩峠」
...屯営部隊のハイカラ者なる彼等ときては...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...残る部隊は要所要所に屯ろして...
牧野信一 「船の中の鼠」
...……屯所の方では酒でも出されているらしく...
三好十郎 「斬られの仙太」
...ここの租界の駐屯兵は一番電話局と電信局とを守っているからね...
横光利一 「上海」
...九万の軍馬が屯(たむろ)したのである...
吉川英治 「三国志」
...七十五万の大軍が駐屯していたものなのに...
吉川英治 「三国志」
...屯田兵(とんでんへい)制度をつくり...
吉川英治 「三国志」
...屯田自給(とんでんじきゅう)の長計をたてて...
吉川英治 「三国志」
...ちょっと月ノ輪の屯(たむろ)までお知らせくださるまいか...
吉川英治 「私本太平記」
...一(ひ)ト屯(たむろ)を作っていた諸職の雑人(ぞうにん)――あの笛師...
吉川英治 「私本太平記」
...各勝手屯(だむろ)に...
吉川英治 「私本太平記」
...おもいおもいに屯(たむろ)をかまえ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...横浜(はま)の警察屯所にも一人もいなかったからである...
吉川英治 「旗岡巡査」
...そこに屯(たむろ)していた馬方が飛んで来る...
吉川英治 「宮本武蔵」
...天平中期(『続紀』神護元年六月)の饑饉年のごとき、米二百石(異本三百石)に対して六百疋、綿六千屯、布千二百端を引きあてている...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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