...李家屯(りかとん)の我海軍砲は...
芥川龍之介 「将軍」
...このような漁屯所が見られる...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...城壁のしるく見ゆるは大軍(たいぐん)の屯(たむろ)するに似て...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...その他の軍隊は各兵営のうちに駐屯(ちゅうとん)しており...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...この御紋章の示す通りだ」「高台寺の屯所(とんしょ)へ帰るのか」「そうだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...屯田兵(とんでんへい)の制定はまだ一歩も進んでいない有様だ...
本庄陸男 「石狩川」
...……遊一と遊二が互いにマジマジ顔を見合っている)(今去って行った隊士が、屯所へ行って、いきなり何か煽動的なことを言ったらしく、右手少し離れたところで多人数がワーッと喊声をあげる)遊一 ……ムッ! いよいよ始まるぞっ!遊二 ああに、見ろ、十二藩の連合軍が何だっ! 今にぶっくじいてくれら! 絞れば絞るほど出るだなんて俺達百姓のこと、油カスみてえに人間扱えにしなかった士(さむれい)めら、今度こさ、眼に物ば見せてやっから、待って居れっ!(と昂奮して猛烈に大釜の中を掻廻しはじめる)遊一 (これも無意識に銃身掃除をひどい速力でやり始めながら)おい、そいでも足の辺がガタガタ顫えているぞっ! 汁ば、こぼすな!遊二 お前だってよ! こりゃ武者顫いだっ!(遙か遠くの方でドーンと砲声...
三好十郎 「斬られの仙太」
...これが第一屯所だ!言われて初めて男二人は前を見て...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...真壁の仙太郎居るか?隊一 うむ、屯所だ...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...片桐部隊の屯する○○に至る...
山中貞雄 「陣中日誌(遺稿)」
...駐屯兵の銃の間を馳け抜けた...
横光利一 「上海」
...池畔に屯(たむろ)させてある部下の群れへ向ってどなった...
吉川英治 「三国志」
...外城の門に屯(たむろ)しています...
吉川英治 「三国志」
...楊阜は歴城に屯(たむろ)し...
吉川英治 「三国志」
...そこへ足利勢の駐屯をゆるしたなどは...
吉川英治 「私本太平記」
...彼方(かなた)に屯(たむろ)している部将たちのうちから...
吉川英治 「新書太閤記」
...折ふし松葉宿(まつばのしゅく)に駐屯(ちゅうとん)していた井伊兵部直政(いいひょうぶなおまさ)だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...行くほどに途々(みちみち)屯(たむろ)していた捕手の夥(おびただ)しさに驚いた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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