...屡実際の創作の上では...
芥川龍之介 「あの頃の自分の事」
...如何に屡わが芸術家によつて好んで演出されるよ...
有島武郎 「描かれた花」
...ニイチエもあんなに屡々没落を愛するものとして超人を説き...
生田長江 「ニイチエ雑観」
...その當時南洋から歸つた佐藤虎次郎氏や粕谷義三氏の手紙が屡來著する...
石川三四郎 「浪」
...食と眠りを忘れしこと屡々なりき...
石川啄木 「A LETTER FROM PRISON」
...谷崎の初期の小説に屡々書かれてゐる女で...
小穴隆一 「二つの繪」
...日本人の覚悟我輩は屡々(しばしば)世界の人としての日本人の覚悟に関して述ぶるところがあった...
大隈重信 「文明史の教訓」
...與吉(よきち)は屡(しば/\)さういはれて悄然(せうぜん)として居(ゐ)るのを...
長塚節 「土」
...それは屡々起る現象でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...はるかに屡々あつた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...……、屡(しばしば)、その堤へおばあさんに伴われて散歩に来るときなど、私はよく桜の木の下に立ち止まって、彼等の遊戯に見入っていた...
堀辰雄 「幼年時代」
...屡々猿飴へも飴を貰ひに来たと記録してゐたが...
正岡容 「山の手歳事記」
...屡々彼は昔の名人が演じた義士銘々伝は...
正岡容 「寄席風流」
...屡々(しばしば)人を招いて酒食を饗(きやう)することもあつた...
正宗白鳥 「避病院」
...マルクスやエンゲルスは彼に無産者的基礎經驗の缺けてゐることを屡指摘し且つこれを非難してゐる...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...屡(しば/\)解剖することを要せずとなしたのは過つてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...――それと何といっても屡(しばしば)...
吉川英治 「源頼朝」
...そして又君は屡々(しばしば)寝ている間にどうしても解けなかった試験問題の解を得たり...
蘭郁二郎 「息を止める男」
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