...同日 清房園城寺を火き、緇徒を屠る...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...俺は羊を屠る獅子の優越感を超越して...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...豚を屠る光景を目撃して不快な気持になつたが...
種田山頭火 「其中日記」
...敵の間諜ドローンを屠る(二十五日夜より二十六日迄)...
土井晩翠 「「イーリアス」例言」
...アカイアの軍勢敵を屠る時...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
... 250神の供物を屠るべく...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
... 300守り堅固の羊欄を襲ひて家畜屠るべく...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...かれ戰鬪に勇にして人を屠るは數知れず...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
... 500互に敵を屠るべく凄き槍もて向ひ合ふ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...われ其友を屠る時...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...パトロクロス勇を鼓してトロイアの諸將を屠る...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...しかして英武のアキリュウス、猛威さながら獅子王の荒るゝが如く向ひ來る、獅子は全村こぞり來て、 165打たんとするも悠然と衆を侮り道を行く、されども勇む若人が槍を飛ばして當つる時、憤然として物凄く口を開きて泡を噛み、猛然として奮迅の威勢はげしく吠え叫び、左右に強き尾を振りて脇と腰とを打拂ひ、 170群がる衆を眞向に跳りかゝりて打たんとし、双眼燃えて火の如く、狂へる如く進み來て、敵を屠るや、前列の中に斃るや顧みず、正しく斯くもアキリュウス、凛然として勇を鼓し、敵の猛將トロイアのアイネーアースめざし行く...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...497 アルゴスを屠る者の意即ちヘルメーアス又ヘルメース...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...弱き女性を見る如く武具悉く棄て去りて防備なき身を屠るべし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...彼は鋭き青銅をとりて汝ら屠るべし...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...一人で以て貴国の兵士の百千を屠るであろう...
豊島与志雄 「「沈黙」の話」
...その刃で自らを屠る時があるであろう...
柳宗悦 「工藝の道」
...高瀬氏の「吉川を横浜から屠る」と公言していた憤りをも...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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