...彼は属官になるために勉強している...
...属官になるためには試験に合格する必要がある...
...この街の属官が犯罪者に手を組んでいるという噂がある...
...属官としての職務を全うするのは簡単なことではない...
...属官の中でも、彼は特に優秀だと評価されている...
...人品骨柄を見たって知れる――その頃は台湾の属官だったが...
泉鏡花 「婦系図」
...局長といい課長といい属官というは職員録の紙の上の空名であって...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...内務省では警保局の属官が...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...属官を振かへつて...
薄田泣菫 「茶話」
...属官は自分の疎忽(そこつ)のやうにお辞儀をしい/\フロツクコートの埃を払つた...
薄田泣菫 「茶話」
...属官が皆(みんな)世話してよ...
薄田泣菫 「茶話」
...唯その世話をさせられる筈になつてゐた属官は...
薄田泣菫 「茶話」
...先日(こなひだ)宮内省の属官某(なにがし)といふ男がひよつくり訪ねて来た...
薄田泣菫 「茶話」
...属官はちよつぴりした口髯を捻(ひね)り上げながら...
薄田泣菫 「茶話」
...この上もない御老人の御名誉といふものですから……」属官は何でも彼(か)でも名誉の一点張りで押しつけようとする積りらしかつた...
薄田泣菫 「茶話」
...官命で出張した属官流に逼(せま)られれば...
夏目漱石 「行人」
...免職になりたての属官と...
夏目漱石 「野分」
...一、端艇十四櫂(パヴィヨン・キャトース)(総督用) 総督、同夫人、同令嬢、副官、属官、高級役員...
久生十蘭 「海難記」
...松倉(まつくら)の旧時(むかし)の属官ばかりが列(なら)んで居るだろう...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...じゃ」彼は属官に合図した...
本庄陸男 「石狩川」
...――」属官はこの神田ッ子の話をよく知っていた...
本庄陸男 「石狩川」
...梯子段(はしごだん)をのぼりかけていた属官に彼は云った...
本庄陸男 「石狩川」
...為合せな事には一方の隣が博物館の属官で...
森鴎外 「雁」
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