...屍骸が発見された...
...そこには多数の屍骸が転がっていた...
...戦争で多くの屍骸が残された...
...その遺跡からは古代人の屍骸が見つかった...
...屍骸を埋葬するための場所を探す必要がある...
...この法師の屍骸(しがい)の口には...
芥川龍之介 「往生絵巻」
...老人の妻の屍骸(しがい)を埋めた土の上には...
芥川龍之介 「かちかち山」
...着物(きもの)を着た屍骸とがあると云ふ事である...
芥川龍之介 「羅生門」
...帆屋根の下に屍骸(しがい)がある...
江見水蔭 「悪因縁の怨」
...その屍骸のあったところは...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...屍骸(しがい)の肉を貪(むさぼ)っていたらしい犬が一匹...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...戦場にころがっている屍骸の中から...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...さっと屍骸の鼻を殺(そ)いだ...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...そして多くの屍骸の中からよう/\それらしいものを捜し出しまして...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...陳君の屍骸の手を執って...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...生々しい屍骸が横(よこた)わっているとは奇怪だ...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...三ヶ月の漂流で腐敗して、形は崩れているはずだのに、そのように生々しいのは、わしの創案した防腐剤のおかげじゃ、少年の身体の防腐剤を解消するために、ベツな注射を幾本か施すのじゃ」「では、ほかの屍骸にも、その注射を施すと、みんなが生き還(かえ)りますか」僕は、不安になって訊(たず)ねた...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...注射して下さい」「よろしい」怪老人は陳(チャン)君の屍骸の腕に幾本か注射を試みた...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...詩人とは自分の屍骸(しがい)を...
夏目漱石 「草枕」
...屍骸を隔てて教授と向かい合った位置(画面の左の隅)には二人の男が講義を聴いている...
野上豊一郎 「レンブラントの国」
...またその附近で若い女の屍骸が発掘された...
牧逸馬 「生きている戦死者」
...屍骸を取り離すのが大変だった...
牧逸馬 「運命のSOS」
...その貴人死ねば天幕の真中に屍骸を坐らせ...
南方熊楠 「十二支考」
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