...青年たちが騒ぎ合いながら堂母(ドーモ)の蔭に隠れるのを見届けると...
有島武郎 「クララの出家」
...U君はその原稿のゲラ刷をちょうどいまパリにいるA君のもとへさっそく航空便で送り届けるだろう...
犬養健 「“指揮権発動”を書かざるの記」
...見届けるのです」明智が小声でいって...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...書いてもどうして送り届けるかを考えると...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...彼の女の無事なのを見届けるようにしたほどでした...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「自転車嬢の危難」
...どこへ届けるのだか...
中里介山 「大菩薩峠」
...いちぶしじゅうを見届けることになりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...月ノ浦の駒井氏の元船まで送り届けるのだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...船積にて送り届けることと致そう」「日限は」「多分九月の初め――八月中には一門だけ見本を造り...
野村胡堂 「江戸の火術」
...お蔵前へ届ける百両の金を預け...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...絵は届けるから」メアリは疲れ果て...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...彼女を乗せた自動車が雑鬧(ざっとう)のうちを無事に疾走り去ってしまうのを見届けると...
松本泰 「日蔭の街」
...「金は店からすぐ届ける」と云い畢(おわ)って四手(よつで)に乗り...
森鴎外 「細木香以」
...「それでわかるだろう」と繁次は乾いた声で熱心に云った、「職人になるんでさえ死ぬ気でやるっていうんだ、おめえは自分の一生と、まあ坊のためだぜ、もう十二なんだからな、まあ坊のためにも自分の一生のためにも、死ぬ気になって頑張ってみな、その気になればきっと切りぬけられるぜ」「ええ」とおひさは頷いた、「やってみるわ、まあ坊さえいなければあたし死ぬつもりだったんだもの、やれるだけやってみるわ」繁次は母に、金を届ける、と云って、まもなくいとまを告げた...
山本周五郎 「落葉の隣り」
...紀伊家(この海辺にもあった)の屋敷のほうへゆくのを見届けると...
山本周五郎 「風流太平記」
...毛利の筆元を見届けるために...
吉川英治 「新書太閤記」
...雪梨(なし)を一籠タダで届けるぜ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...やがて遺族へ届ける日の為に...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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