...ところがお役所へ届けに出ると...
芥川龍之介 「雛」
...図657は番人が城内の当事者に我々の名刺を届けに行くのを待つ間に...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...出来上がるとお届けにまかり出る...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...それをわざわざ届けに来てくれたのだ...
高見順 「いやな感じ」
...金を師匠に届けに行った時...
徳田秋声 「仮装人物」
...そこで寺沢君に我輩の代理として沢田君の芸風を見届けに行って貰った...
中里介山 「生前身後の事」
...丸山の事の体(てい)を見届けに行きました...
中里介山 「大菩薩峠」
......
野口雨情 「螢の燈台」
...その文を頭の君の許へ届けに往った使いの者は...
堀辰雄 「ほととぎす」
...漁から帰った海人(あま)たちが貝などを届けに寄ったので...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...丸山本邸へ届けに往き...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「三昧堂さんがお誂えを届けに参りました」と...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...四時になったら原稿を高梨に届けに行く...
山本周五郎 「青べか日記」
...酒(さけ)肴(さかな)の遣い物を届けに来た...
山本周五郎 「柳橋物語」
...おせんは仕事を届けにゆく道で思いがけない人に会った...
山本周五郎 「柳橋物語」
...お届けにはおよばん...
吉川英治 「私本太平記」
...お届けに上がったまでで」一斗入りの酒瓶(さけがめ)五個...
吉川英治 「私本太平記」
...宅助の様子を見届けに来たのだが...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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