...浮木(うき)が水面に届くか届かぬに...
泉鏡花 「悪獣篇」
...目の届く処にせめて...
伊藤野枝 「転機」
...そこは彼の席から手を伸ばせば十分に届くところだった...
海野十三 「地獄の使者」
...当然ウラル号へも届くことになっていた...
海野十三 「地球発狂事件」
......
高木貞治 「回顧と展望」
...其筋の手入れが届くせいもあるが...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...まず手の届くところにある物を皆片っぱしから壊し始めた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...相当に届く眼識を以ている者にとっては...
中里介山 「大菩薩峠」
...そのフォルムに迄関心が届くやうにならなければならない...
中原中也 「撫でられた象」
...なかなかそこまでは目が届くものじゃございません」「いや...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...手の届くような距離ではっきりと見える...
久生十蘭 「一の倉沢」
...正坐して頭が届く高さの壁が脂で汚れている...
久生十蘭 「ノア」
...あとで郵便局から手紙や書類が届くから...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...そこへ「親子兄弟固めの献酬(さかずき)」のお肴が届く...
正岡容 「我が圓朝研究」
...あとはむこうへ届(とど)こうが届くまいが...
宮沢賢治 「紫紺染について」
...心の届くかぎりのことを...
吉川英治 「三国志」
...二「届くか、城太郎」「まだ、まだ」「では、わしの両方の肩に足をのせて、立ってみろ」「でも、草履だから」「かまわぬ、土足のままでよい」肩車の上の城太郎は、脚をかわして、いわれた通り、武蔵の肩のうえに両足をのせて立った...
吉川英治 「宮本武蔵」
...一寸立って手を延ばせば渓の瀬に指が届くのである...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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