例文・使い方一覧でみる「屈托」の意味


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...親方もさも何の屈托もなささうな高笑ひをして皆んなの顔を見まはした...   親方もさも何の屈托もなささうな高笑ひをして皆んなの顔を見まはしたの読み方
伊藤野枝 「監獄挿話 面会人控所」

...そして屈托(くったく)のなさそうな顔をして...   そして屈托のなさそうな顔をしての読み方
海野十三 「棺桶の花嫁」

...屈托気(くったくげ)に昼寝をしている姿を見詰めながら暫く深い思案に陥っていた...   屈托気に昼寝をしている姿を見詰めながら暫く深い思案に陥っていたの読み方
大阪圭吉 「デパートの絞刑吏」

...)せつかく長い秋の夜をお前ひとりが浮かぬ顔夏中飲んだ酒代を払ひかねての屈托かせつかく長い秋の夜をお前ひとりがふくれ面鼠に借りた蕎麦の粉を虫に食はれた腹だちかかも瓜 (すこし身動きして)あまり騒がないでゐてくれ...   )せつかく長い秋の夜をお前ひとりが浮かぬ顔夏中飲んだ酒代を払ひかねての屈托かせつかく長い秋の夜をお前ひとりがふくれ面鼠に借りた蕎麦の粉を虫に食はれた腹だちかかも瓜 あまり騒がないでゐてくれの読み方
薄田泣菫 「独楽園」

...屈托だらけなのである...   屈托だらけなのであるの読み方
高田保 「貸家を探す話」

...足を投げ出すやうな屈托のない明さはなかつた...   足を投げ出すやうな屈托のない明さはなかつたの読み方
田畑修一郎 「鳥羽家の子供」

...屈托気(くったくげ)にふらりふらりと揺れる...   屈托気にふらりふらりと揺れるの読み方
夏目漱石 「草枕」

...屈托(くったく)がねえから...   屈托がねえからの読み方
夏目漱石 「草枕」

...大した屈托もなく働いている様子です...   大した屈托もなく働いている様子ですの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...何んとなく屈托(くつたく)した調子です...   何んとなく屈托した調子ですの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...そういえば何やら屈托があるらしく初秋のころになってから彼の顔色には余り生気がなくなって来たように思われました...   そういえば何やら屈托があるらしく初秋のころになってから彼の顔色には余り生気がなくなって来たように思われましたの読み方
浜尾四郎 「死者の権利」

...腹の屈托(くったく)を口へ出して...   腹の屈托を口へ出しての読み方
二葉亭四迷 「浮雲」

...当分の間は何かの遊びごとにでも屈托しなければ...   当分の間は何かの遊びごとにでも屈托しなければの読み方
牧野信一 「昔の歌留多」

...屈托した不平の呟きとせずこの際...   屈托した不平の呟きとせずこの際の読み方
宮本百合子 「現実に立って」

...女は平穏無事に小さな世事に屈托(くったく)し...   女は平穏無事に小さな世事に屈托しの読み方
柳田国男 「木綿以前の事」

...母は勝手元に火焚(ひた)き水汲(みずく)みまたは片付け物に屈托(くったく)をしている間...   母は勝手元に火焚き水汲みまたは片付け物に屈托をしている間の読み方
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」

...首都の鼠族ほど食糧に屈托(くったく)せぬものはないといってよい...   首都の鼠族ほど食糧に屈托せぬものはないといってよいの読み方
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」

...屈托(くったく)なくたえず微笑をたたえている...   屈托なくたえず微笑をたたえているの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「屈托」の読みかた

「屈托」の書き方・書き順

いろんなフォントで「屈托」


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凶悪犯罪   馬鹿げた   西都原  

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