...「居常」は熟語ではありません...
...しからば春琴の佐助を見ること生理的必要品以上に出でなかったであろうか多分意識的にはそうであったかと思われる○伝に曰(いわ)く「春琴居常潔癖(けっぺき)にしていささかにても垢(あか)着きたる物を纏(まと)わず...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
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谷崎潤一郎 「春琴抄」
...居常愛二少童一...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...且居常(きょじょう)流水の音を耳にすることが出来ぬのが...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...彼れ居常他の嗜好(しこう)なし...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...まさに居常(きょじょう)お延に対する時の用意を取り忘れていたに違(ちがい)なかった...
夏目漱石 「明暗」
...起居常時に異なることなし...
福沢諭吉 「中元祝酒の記」
...かの学者は著書すこぶる多いが居常至って多忙で...
南方熊楠 「十二支考」
...居常(きょじょう)...
南方熊楠 「十二支考」
...死後回教の楽土に安居常住すという...
南方熊楠 「十二支考」
...居常讃嘆してわれ毎(つね)にこれを観想するのほかに望みなしといったとあるは...
南方熊楠 「十二支考」
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