...県の役人など屁とも思わない……云々」という瘤礼讃の根拠を想い出した...
犬田卯 「瘤」
...剽軽者の屁つ放り虫...
薄田泣菫 「草の親しみ」
...鼬(いたち)の最後ツ屁と云ふのも恐らくこんな臭さであらうが...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...屁(へ)もこかずにいるんだな」つぶやいたのは年とった次席訓導(くんどう)だった...
壺井栄 「二十四の瞳」
...軒の屁から水滴が垂れた...
豊島与志雄 「聖女人像」
...「猫、鳶に、河童の屁、というやつだ」益満は、大きな声で、独り言をいいながら、富士春の表へ立つと、もう提灯は消えていた...
直木三十五 「南国太平記」
...分ったと云っても、屁をいくつ、ひった、ひったと云う...
夏目漱石 「草枕」
...どうもなるまいがな」「屁くらいで...
夏目漱石 「草枕」
...どんな種類の屁でもはなてるらしい...
新美南吉 「屁」
...授業中にときどき音もなくはなつ屁(へ)にだけは...
新美南吉 「屁」
...それを聴いても屁とも思わないが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お前にチヤホヤするのは誰だ」「そんなのはありゃしませんよ――少し口惜しいが」「岡っ引きを屁(へ)とも思わないわけだな」「もっとも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...スカ屁のやうになるので弱る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...彼女は三島と屁十のために...
山本周五郎 「風流太平記」
...アッハッハッハ……色男……まあそう屁古垂(へこた)れるな……おれが力になってやる……あの娘と夫婦(いっしょ)にしてやる……徳市は頭を擡(もた)げて恨めし気に憲作を睨んだ...
夢野久作 「黒白ストーリー」
...隅っ子の特別の金網に入れられて息も絶え絶えに屁古垂(へこた)れている汚ならしいフォックス・テリヤだ...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...もっと云って見給え」「それからBだのPだのはお屁(なら)のこと...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...横面(よこづら)をぴしゃりと来るぐらい屁(へ)とも思わず...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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