...カモメは尾羽を広げて飛ぶ...
...彼女は和服の尾羽が美しいと褒められた...
...鳥の尾羽は羽ばたく速さや方向を調整する役割がある...
...この飛行機は尾羽の形状が優れているため、飛行安定性が高い...
...アイヌ民族の衣装には、尾羽を使った装飾がある...
...虹色の尾羽根を開いて見せた...
芥川龍之介 「翻訳小品」
...尾羽(をば)身(み)がろさのともすれば...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...直ぐ下に背の長さ位の尾羽根がやはり黒一色ですっとさがり...
高村光太郎 「木彫ウソを作った時」
...そのうえ現にこうも尾羽打ち枯らした彼の境涯を眼にするからなのだ――どうしてもそうに違いないと思ったのである...
ドストエーフスキイ 神西清訳 「永遠の夫」
...それはまた二羽の孔雀(くじゃく)の競いかに尾羽根をひろげたさまである...
中勘助 「小品四つ」
...よく見る尾羽(おは)打枯(うちから)した浪人姿で...
中里介山 「大菩薩峠」
...尾羽張に白帆は揚げて...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...可哀想(かわいそう)だと云う念頭に尾羽(おは)うち枯らした姿を目前に見て...
夏目漱石 「野分」
...――尾羽打枯(おはうちか)らしているがこれでも武士の端くれだぞ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...しかも尾羽(をは)打(う)ち枯らした連中が刀を貰ひにくるのだ...
長谷川時雨 「日本橋あたり」
...尾羽打ち枯した彼の姿を見れば見るほど愛惜を覚ゆるのであつた...
牧野信一 「病状」
...尾羽打ち枯らして...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...尾羽根を拡げた孔雀(くじゃく)のように...
山本周五郎 「半之助祝言」
...白鷺の尾羽根を周囲の壁となった円木(まろき)の隙に刺していた...
横光利一 「日輪」
...再び抜き捨てられた白鷺の尾羽根の上へどっと倒れた...
横光利一 「日輪」
...雉子(きじ)の尾羽(おば)ネの駒飾り葵花(あおい)のあぶみよ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...尾羽(おは)打(う)ち枯(か)らしても...
吉川英治 「宮本武蔵」
...丹比乙麿)打なびく((き))春さり来ればさゝのうれ((小竹〈しの〉の芽〈め〉))に尾羽(おは)打ふり((触れ))て鶯鳴くも (巻十...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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