...木曾は尾州家の無尽蔵(むじんぐら)でございましょう...
中里介山 「大菩薩峠」
...その尾州家の木曾領お見廻りの重役が...
中里介山 「大菩薩峠」
...市ヶ谷の尾州家(びしゅうけ)上屋敷に忍び込み...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一万両の行列はつつがなく尾州家築地蔵屋敷の裏門から...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それから寶暦十一年尾州家では代替があつて...
森鴎外 「ぢいさんばあさん」
...尾州家から下がつたるんは二十九歳で...
森鴎外 「ぢいさんばあさん」
...尾州家から馬匹売買停止の布告が出て...
山本周五郎 「新潮記」
...尾州家の売買停止令で...
山本周五郎 「新潮記」
...提灯(ちょうちん)の印(しるし)でそれと知った尾州家の邸内へ...
吉川英治 「江戸三国志」
...時の役人――尾州家の者も...
吉川英治 「江戸三国志」
...出目洞白(でめどうはく)の仮面(めん)を万太郎の手で尾州家の元の宝蔵へ納めるまで...
吉川英治 「江戸三国志」
...あの品は元々(もともと)尾州家秘蔵の拝領仮面...
吉川英治 「江戸三国志」
...そして仮面(めん)は尾州家とやらへ...
吉川英治 「江戸三国志」
...……あの尾州家の七男坊がか?」と...
吉川英治 「江戸三国志」
...あの洞白(どうはく)の仮面(めん)がなければ尾州家として将軍様へ申し訳が立たないことになるのだそうです」「今年もやがて七夕能(たなばたのう)の時期に近いな」「で...
吉川英治 「江戸三国志」
...すなわち尾州家の秘蔵仮面(めん)洞白(どうはく)の般若(はんにゃ)です...
吉川英治 「江戸三国志」
...「鬼女の仮面(めん)だけに祟(たた)りでもするか、尾州家には、ひどく洞白に懲りられたようじゃな」吉宗は軽い諧謔(かいぎゃく)にまぎらして笑いました...
吉川英治 「江戸三国志」
...一方は尾州家七男坊として...
吉川英治 「江戸三国志」
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