...同時にまた科学のために尽くす研究者の数も...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...自然と人間に対するこの著者の情緒のすべてを完全に知り尽くすことができるような気がした...
寺田寅彦 「柿の種」
...感傷のゆえに親に尽くすのとは違って...
徳田秋声 「縮図」
...おのれの義務を尽くすことだ...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼は自分の愛する人のために力を尽くすようになったと考えて...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...人事を尽くすこともまた必要...
永井隆 「この子を残して」
...与えられた範囲で常に最善を尽くすという師の智慧(ちえ)の大きさも判るし...
中島敦 「弟子」
...限られた紙幅とてその委曲を尽くすことは思いも寄らぬが...
中山太郎 「本朝変態葬礼史」
...それを味わい尽くす資格を持たない下戸(げこ)として...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...理を訴えて命を失い尽くすに至らば...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...君臣の分を尽くすに一死をもってするは...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...意を尽くすこと能わざればその人物を知るに由(よし)なし...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...彼これを算(かぞ)え尽くすの後にあらざれば...
南方熊楠 「十二支考」
...いろいろと言葉を尽くすのであったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...父の納骨を尽くすませた気安さに...
横光利一 「旅愁」
...妖しいばかり描き尽くす...
吉川英治 「私本太平記」
...武門の尽くすところは果した...
吉川英治 「新書太閤記」
...苦患の最後の一滴まで嘗め尽くす...
和辻哲郎 「ベエトォフェンの面」
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