...八このことについては以上の簡単な叙説では尽きないけれども...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...』どうも綿々として尽きない...
谷譲次 「踊る地平線」
......
種田山頭火 「草木塔」
...自分では死にたくない人で人殺しをするものの種が尽きない...
寺田寅彦 「災難雑考」
...永遠に尽きない妻妾論が起っていまして...
豊島与志雄 「画舫」
...業(ごう)の尽きない身を以てお山を汚していることは...
中里介山 「大菩薩峠」
...因果の尽きないおばさんだねえ」とでも言ってやれば...
中里介山 「大菩薩峠」
...こんな業の尽きないおばさんの魂魄が...
中里介山 「大菩薩峠」
...無限に尽きない業(ごう)の連鎖を繰返しているところの...
萩原朔太郎 「老年と人生」
...ぶすぶすと余焔(よえん)はまだ尽きない...
長谷川伸 「討たせてやらぬ敵討」
...さて、まだまだ東京中の牛屋を語って行けば、話は尽きないが、ここで、牛鍋からすき焼へという時代となるので、そこんところを、じっくりと語りたい...
古川緑波 「牛鍋からすき焼へ」
...私の人生と落語の縁はいよいよ尽きない...
正岡容 「わが寄席青春録」
...また彼らに抱く不満も尽きないものであることを言い添えねばならない...
柳宗悦 「工藝の道」
...雅韻汲めども尽きない趣きがあって...
柳宗悦 「民藝四十年」
...まだなかなか面白い話が尽きないのである...
柳田國男 「名字の話」
...話は尽きない様子だった...
吉川英治 「私本太平記」
...老人の言葉は尽きないのであった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...尽きないほどなものはある...
吉川英治 「宮本武蔵」
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