...尚(ま)だ余談が尽きないから泊って行けといいつつ...
内田魯庵 「二葉亭余談」
...ガソリンの尽きないことが唯一の願いだった...
海野十三 「蠅男」
...あの蝋燭が尽きないうちに私が眠るか...
太宰治 「朝」
...興哥さんとの縁が尽きないものですから...
田中貢太郎 「金鳳釵記」
...争いの種が尽きないであろう...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...話は話しても話しても尽きない...
種田山頭火 「其中日記」
......
種田山頭火 「草木塔」
...掃いても掃いても尽きない常磐木の落葉――...
田山録弥 「大阪で」
...生の力強い喜びはけっして尽きないこと...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...業(ごう)が尽きない限り...
中里介山 「大菩薩峠」
...定めちまふからミスキャストが尽きないのである...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...雅韻汲めども尽きない趣きがあって...
柳宗悦 「民藝四十年」
...日ごとに色々の絵巻を我々に示して尽きないのである...
柳田国男 「峠に関する二、三の考察」
...尽きない矢のかずを持っており...
吉川英治 「私本太平記」
...その眼界のひろさや智謀神算の尽きないことでは南朝朝廷のうちこのひとの右に出る者はない...
吉川英治 「私本太平記」
...尽きない興味であるにちがいない...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...興に入って尽きないのである...
吉川英治 「親鸞」
...到底この程度の評語では尽きない...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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