...投げ出していた足を折りまげて尻(しり)を浮かして...
有島武郎 「碁石を呑んだ八っちゃん」
...かしこに母は坐(ざ)したまふ紺碧(こんぺき)の空の下(した)春のキラめく雪渓に枯枝(かれえ)を張りし一本(ひともと)の木(こ)高き梢あゝその上にぞわが母の坐(ざ)し給ふ見ゆ蜻蛉無邪気(むじやき)なる道づれなりし犬の姿何処(いづこ)に消えしと気付ける時われは荒野(あれの)の尻(しり)に立てり...
伊東静雄 「詩集夏花」
...その場へ尻餅をついたほどだった...
海野十三 「火星兵団」
...するとその後ろ姿に尻尾(しっぽ)のようなものがチラチラ見えるようなんで...
谷崎潤一郎 「紀伊国狐憑漆掻語」
...尻(しり)の曲がったごうなの殻(から)にでも詰め込んで丸のみにさせられていたのであったら...
寺田寅彦 「さるかに合戦と桃太郎」
...然し東京の玄関(げんかん)から下駄ばきで尻からげ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...泥道へ尻餅をついてしまったのであった...
直木三十五 「南国太平記」
...群がる見物の驚き騒ぐを尻目にかけて...
中里介山 「大菩薩峠」
...齊・衞の諸國が叛亂者の尻押をするので...
中島敦 「盈虚」
...彼(かれ)は流(なが)し尻(じり)にずぶりと唐鍬(たうぐは)を投(とう)じて又(また)萬能(まんのう)を執(と)つた...
長塚節 「土」
...「あッ」腑甲斐なくも尻もちをついたのです...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...飛んだお邪魔で――」八五郎は到頭尻尾を卷いてしまひました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...俺の方も大縮尻(おほしくじり)さ」「へエ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何故かって……」ポワレは尻馬に乗って言った...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...「わたしは、早う、失せとうてならぬ――死んでしまえば、魂とやらのみのこるという――そうしたら、いつもいつもそなたと一緒にいられるほどに――」そう言ってしまうと、もう、精魂(せいこん)もつき果ててしまったように、彼女は、目をつぶった――涙が、見栄もなく、目尻から流れて、雪之丞の手先をやっと握っていた指が、異様に痙攣(けいれん)しはじめた...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...そして人間はまだその当時の尻尾の痕跡(こんせき)や牙(きば)の名残を持っているように...
吉川英治 「大岡越前」
...三尺帯の尻を下ろした...
吉川英治 「梅※[#「風にょう+思」、第4水準2-92-36]の杖」
...馬の尻を斬ってやろうと考えていた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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