例文・使い方一覧でみる「尺一」の意味
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大倉※［＃「火＋華」、第3水準1-87-62］子 「鷺娘」
...御脛の長さ四尺一寸ましき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...御脛（おんはぎ）の長さ四尺一寸ございました...
稗田の阿禮、太の安萬侶 武田祐吉訳 「古事記」
...正倉院（しょうそういん）の尺八は一尺一寸以下八種あるそうである...
寺田寅彦 「日本楽器の名称」
...三尺一寸の赤樫（あかがし）の木刀に牛皮の鍔（つば）打ったるを携えて...
中里介山 「大菩薩峠」
...ウィリアムは身の丈（たけ）六尺一寸...
夏目漱石 「幻影の盾」
...ざつとそれは一尺一寸くらゐはあるでせう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...六尺一寸のヤロスラフスキー博士が掛けている...
久生十蘭 「地底獣国」
...その中の最大の主幹は株元から曲尺（かねじゃく）二尺一寸五分ばかりの辺に最下の一枝があり...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...十二階上の窓から朝になり小尺一十二階目からどん底見下ろされ十九樽日曜のチン屋で夫婦かけ向ひ夜刃郎連も連なり米久で無事秀耳十二階のガラス窓の一つ一つへさし当てられる朝日の光りの美しさを...
正岡容 「大正東京錦絵」
...広一尺一二寸長（たけ）三尺許装もふるし...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...背丈は五尺一寸くらい...
山本周五郎 「青べか物語」
...五尺一寸足らずの小男であった...
夢野久作 「Ｓ岬西洋婦人絞殺事件」
...友禅（ゆうぜん）のセリ売り（負けたところで一丈五尺一円二三十銭から三四円まで）...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...身長は五尺一寸キッカリしかない...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...一尺一尺と、無言でいる雲霧の刃の下へ...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...尺一寸か二寸に足らぬ自斎の鉄扇は...
吉川英治 「剣難女難」
...二尺一寸ノ打刀（ウチガタナ）モ同ジニ仕立テ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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